『ソクピル』のようなオンライン診療サービスで、電話診察だけして購入しなかったのに「料金請求が来た」「5800円払った」というケースに戸惑っている方へ。この記事では、キャンセル対応の仕組みと法的な注意点を整理しながら、今後の対応に活かせる知識を提供します。
ソクピルのキャンセルルールとは？
ソクピルでは、診察前のキャンセルには診察料として約1,650円（税込）のキャンセル料が発生します。診察が完了し処方がされた後は、契約金額の約50%相当のキャンセル料が請求されるのが一般的です。
つまり、電話診察だけで処方に進まなければ、1,650円程度で済む可能性がありますが、診察後に処方が確定していれば約半額の請求が発生する可能性があります。([参照])
「5800円請求」は妥当か？理由を検証
5800円という金額は、ソクピルのシステム料・診察料・送料などを含んだ50%請求の一例と整合性があります。ただし、診察内容や利用プランによって金額は異なるため、明細や利用規約を確認することが重要です。
利用規約に同意していた場合、法的には支払い義務が存在することもあるため、安易なキャンセルは慎重に判断すべきです。
支払い後、安心してよいか？今後の注意点
既に支払いを済ませた場合は、原則的には債務を履行したとみなされ、追加請求が来にくくなります。ただし、請求先が異なったり、別口で請求が続く可能性も完全には否定できません。
不安な場合は、領収書や請求書、LINEやメールの記録を保存し、消費生活センターなどに相談するのが安全です。
今後似たトラブルを防ぐための参考ポイント
- オンライン診療や通販契約では、診察前のキャンセル料金と、処方後のキャンセル料金が異なることを事前に確認する。
- 迷ったら途中で中断せず、明確にキャンセルを申し出ることで診察前キャンセル扱いになることもある。
- クレジットカード・後払いサービスを使う場合、キャンセル可否や期限を確認してから選ぶ。
- 面倒でも専用窓口（LINE・メール）を通じてやりとり記録を残すようにする。
まとめ：5800円請求は説明と整合するが、慎重に対応を
・5800円という金額は、ソクピルのキャンセル規定の範囲内に入る可能性がある。
・ただし、診察前キャンセルの範囲内であれば控えめの金額で済むこともある。
・支払い後は記録を保管し、さらに請求がくる場合は相談窓口の活用が重要。
契約や診療の途中で迷ったときは、必ず「キャンセル料金の条件」と「連絡・記録方法」を確認するのがトラブル防止の鍵となります。