近年、オンラインショッピングの支払い手段として人気を集めている「ペイディ(Paidy)」の3回あと払いサービス。手軽さと分割手数料ゼロの利便性が魅力ですが、キャンセル時の支払いの扱いについて不安を感じる方も多いようです。本記事では、3回あと払いのキャンセル時に既に支払い済みの金額がどのように処理されるのかについて、具体的な例を交えてわかりやすく解説します。
ペイディ「3回あと払い」の仕組みとは?
ペイディの3回あと払いは、1回の買い物を3分割し、毎月請求される金額を均等にする分割支払い方式です。例えば30,000円の買い物をした場合、10,000円ずつを3ヶ月にわたって支払う仕組みです。
月末締めで請求書が確定し、翌月10日までにコンビニ払いや口座振替などで支払います。手数料もゼロで利用できる点が支持されています。
キャンセルした場合、支払済み金額はどうなる?
注文をキャンセルし、販売店がキャンセル処理または返金処理を完了させた場合、支払済みの金額はペイディ側で返金または相殺処理が行われます。ただし、対応方法は以下の2通りがあり、時期や処理状況により異なります。
- ① 返金処理が間に合った場合:未確定の請求に充当または翌月分に反映される
- ② 請求が確定・支払い済みだった場合:次回以降の請求金額から相殺、または返金
つまり、原則的には銀行口座などに現金で返金されるのではなく、次回の利用料金に自動的に充当されるケースが一般的です。
返金のタイミングと方法について
ペイディ側が返金対応を行うには、まず販売店が正式にキャンセル処理を終える必要があります。その後、以下のような流れで進みます。
実例:6月10日に1回目を支払済、6月15日にショップでキャンセル処理が完了した場合、7月・8月分の支払い予定額はゼロになるか、別購入品に充当されます。
万が一、すでに全額を支払った後にキャンセルされた場合も、基本的には次回の請求に充てられる形で相殺されます。
マイページでの確認方法
ペイディのマイページにログインすると、支払い履歴やキャンセル分の反映状況をリアルタイムで確認できます。反映までに数営業日かかる場合もあるため、焦らず数日間確認することが大切です。
また、マイページの「サポート」からチャットやメールでの問い合わせも可能です。明細に反映されていない場合は、販売店とペイディ双方に確認すると安心です。
注意点:販売店のキャンセル処理が遅れる場合も
ペイディはあくまでも決済代行サービスであるため、キャンセル処理の主導権は販売店にあります。よって、ショップ側で処理が遅れれば、返金も遅れることになります。
実際に、購入先が海外サイトであったり、事務処理が遅い業者だったりすると、キャンセル処理に1週間以上かかることもあります。早期対応を求めたい場合は、販売店へ直接の連絡をおすすめします。
まとめ:支払済みの金額は無駄にならない
ペイディの3回あと払いを利用した際に、商品をキャンセルしても、支払い済みの金額は原則として無駄にならず、次回の請求に充当されるか、返金される安心設計です。
処理状況によって返金方法やタイミングが異なるため、不安なときはペイディのマイページやカスタマーサポートを活用しましょう。しっかりと状況を把握して、トラブルなく利用できるように備えることが大切です。