ペイディでキャンセルしたはずの商品に請求が届いたときの正しい対応法

オンライン決済サービス「ペイディ」を利用して商品を購入した際、キャンセル処理を行ったにも関わらず、後日請求書が届いたというトラブルに直面するケースがあります。今回は、キャンセル済みなのにハガキで請求が届いた場合の対応方法と予防策について詳しく解説します。

■ キャンセル後にも請求が届くことはある?

ペイディは店舗側から「キャンセル済み」の連絡がなされない限り、請求情報を自動的に更新できない仕組みになっています。そのため、購入者が販売者にキャンセルの依頼を出していても、店舗側がペイディへのキャンセル連絡を怠ると、未処理のまま請求が発生する可能性があります。

特に配送前キャンセルや返品扱いの場合は、販売元が確実に処理をしていないと、2ヶ月以上経ってからハガキで通知が届くこともあります。

■ 商品が届いていないのに支払ってしまった場合の対応

支払いを済ませた後でも、キャンセル履歴や注文詳細が明確に残っている場合は、ペイディまたは販売元に返金対応を依頼することが可能です。以下の手順で対応しましょう。

  • 注文時のメールやキャンセル証明(スクリーンショット)を用意
  • 販売元に「キャンセル処理がなされていないようです」と連絡
  • ペイディのサポート窓口に連絡し、返金請求または調査依頼を出す

ペイディ公式サイトのカスタマーサポートから問い合わせ可能です。

■ 詐欺サイトだった場合はどうする?

キャンセルができたと思っていたサイトが実は詐欺サイトで、ハガキでの督促が来た場合、まずそのハガキが本物かどうかを確認してください。詐欺業者が「未納があります」などと称して偽ハガキを送ってくる事例もあります。

次の点をチェックしてください。

  • ペイディの公式ロゴや連絡先が明記されているか
  • 支払先口座が明らかに個人口座になっていないか
  • 不審な文言や連絡方法(LINEのみなど)が書かれていないか

不安な場合は、直接ペイディに問い合わせて確認を取りましょう。

■ 今後同じようなトラブルを避けるために

こうした誤請求・重複請求を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • キャンセルした際は、店舗からの「キャンセル完了」メールを保存
  • ペイディアプリまたはWebサイトで履歴を確認
  • キャンセルから1週間程度で反映がない場合はペイディに先に連絡

また、キャンセル処理の遅延はしばしば発生するため、過去の注文状況は月に一度チェックすると安心です。

■ まとめ

キャンセル後に商品が届かず、2ヶ月後に請求ハガキが届くと驚くかもしれません。しかし、その請求が正当なものかどうか、販売元の対応が適切だったかを冷静に見極めることが大切です。

支払ってしまっても状況次第では返金が可能なケースもありますので、ペイディ公式サポートに早めに相談し、証拠をそろえて丁寧に事情を伝えることが最も重要です。

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