出会い系詐欺サイトで電話番号・住所を登録してしまった時のリスクと対処法

出会い系サイトやマッチングアプリなどを利用する中で、詐欺まがいのサービスに電話番号や住所、決済情報を登録してしまうケースが増えています。特に「touch」のような実態の不明なサイトに個人情報を登録してしまった場合、今後どのようなリスクがあるのか、そして何をすべきかを詳しく解説します。

■ 電話番号や住所を登録したことで想定されるリスク

電話番号や住所の流出・登録により、以下のような被害が懸念されます。

  • 迷惑電話やSMSの増加:詐欺業者間で情報が共有されることがあります。
  • ダイレクトメールの送付:悪質業者からの郵送による勧誘が届く場合があります。
  • なりすまし契約・架空請求:ペイディなど後払いサービスを悪用されたり、架空の利用請求が届くリスクがあります。

ただし、電話番号と住所のみでは、銀行口座の乗っ取りや借金などの法的契約は基本的にできません。本人確認書類や金融機関連携が必要なためです。

■ ペイディ「すぐ払う」での決済後、請求や支払いはどうなる?

ペイディは一時的に「未払い」の状態で処理されます。コンビニ払いを選択した場合でも、実際に支払わなければ債務は発生しません。

そのため、もし悪質サイトのポイント購入に関して「払う意思がない」「詐欺の疑いがある」と判断すれば、支払い前にペイディに相談することでキャンセル可能な場合もあります。

■ 個人情報が悪用された時の対策

  • 迷惑SMSや電話への対策:スマホの「迷惑電話フィルタ」機能やアプリ(例:Whoscall)を導入。
  • 郵便物の対策:怪しいDMは受取拒否または破棄し、必要なら郵便局で転送停止も検討。
  • 架空請求や詐欺の相談窓口:消費生活センター(188)や警察のサイバー犯罪窓口。

また、悪用が拡大しそうな兆候がある場合は、警察庁のサイバー犯罪対策ページも確認をおすすめします。

■ 今後の被害防止のためにできること

再び同じような被害にあわないためにも、以下のポイントを意識しましょう。

  • 信頼できるサイト以外では住所や電話番号を入力しない
  • 料金発生前に一度「特定商取引法に基づく表示」ページを確認
  • ペイディなど後払いサービスの利用履歴を定期的に確認

また、知らない相手や企業からの不自然な連絡には返信しないようにすることも大切です。

■ 1390円の被害が軽微でも油断は禁物

金額が小さいからといって放置していると、個人情報の拡散や悪用のリスクが残ります。たとえば「もっと稼げる副業がある」などのメールが来て、クリックした先でさらなる情報を取られるなどの連鎖的詐欺も発生しています。

今後「当社のサービスに違反したため違約金を支払え」といったメールや電話があれば、それは典型的な架空請求詐欺ですので無視か、警察に通報するようにしましょう。

まとめ

出会い系詐欺サイトで住所や電話番号を登録してしまった場合でも、すぐに重大な被害が出るとは限りません。しかし、迷惑行為や詐欺のリスクは確実に存在します。

迷惑連絡への対策、ペイディへの早めの連絡、個人情報の取扱いの見直しを行い、二次被害を未然に防ぎましょう。少しでも不安を感じたら、消費者センターや警察への相談も視野に入れてください。

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