最近、DMMの無料会員登録を行った直後に「PayPayで670円を支払え」という請求が届くケースが報告されています。このような状況に直面した際、多くの人が「本当に支払う必要があるのか？」「詐欺ではないのか？」と不安に感じてしまいます。本記事では、このような請求が届いた場合の判断基準と具体的な対処法を解説します。
無料登録なのに請求が来るのはおかしい
DMMの公式サービスでは、無料会員登録をしただけで料金が発生することは基本的にありません。有料コンテンツやサブスクリプションに明示的に申し込んだ場合のみ、課金が発生します。つまり、無料登録のみであれば「支払え」という通知が来るのは不自然です。
特に、PayPayなど外部の決済サービスを介した一方的な請求通知には注意が必要です。DMMが正式に利用者へ料金を請求する場合、公式サイト上の「購入履歴」や「会員メニュー」から明細を確認できるはずです。
詐欺の可能性を疑うべきポイント
・「○日以内に支払わなければ法的措置を取る」といった脅し文句
・メールやSMSに書かれているリンク先が「dmm.co.jp」以外のURL
・個人情報（住所・口座番号など）を入力させる画面への誘導
これらの要素がある場合は、高確率で詐欺メールです。無視するか、公式サポートに連絡して真偽を確認しましょう。
DMM公式の確認方法とサポート窓口
DMMの公式マイページにログインし、「ご利用明細」や「ポイント購入履歴」から実際に請求が発生しているか確認できます。請求が記録されていない場合、メールやSMSの内容は無視して構いません。
不安な場合は、以下のDMM公式サポートを利用してください。
DMMヘルプセンター
PayPay請求の場合の注意点
PayPayでは、QRコードやURLを通じて個人間送金が可能なため、詐欺師が「DMMを名乗って」直接金銭を要求することがあります。PayPayの公式アプリからはDMMを装った請求は基本届かないため、「アプリ外のリンク」には十分に注意が必要です。
不審な送金依頼が届いた場合は、絶対に承諾せず、PayPay公式サポートに相談してください。
同様の被害事例と対応の実例
過去には、「無料登録しただけなのに、有料会員になっていると偽りの請求が届いた」という相談が国民生活センターにも寄せられています。このような場合、支払いをせず、内容証明の要求や警察への相談で解決したケースもあります。
特に未成年者やネット利用が不慣れな人が標的になりやすいため、家族や友人と情報を共有することも有効です。
まとめ：絶対に焦って支払わないこと
無料会員登録だけで金銭請求が発生することは通常ありません。特にPayPayやメールで届いた不審な請求は詐欺の可能性が高いため、焦って支払わずにまずは公式情報を確認してください。
不安な場合は、DMMやPayPayの公式窓口に連絡し、記録としてスクリーンショットなども保管しておくと安心です。