+388から始まる電話番号と末尾0110の着信に注意!詐欺や国際電話トラブルの可能性を解説

最近、+388で始まり末尾が0110で終わる電話番号からの着信が複数確認されているという相談が増えています。実際にこうした電話が詐欺目的である可能性もあり、対策と注意が必要です。この記事では、その実態や危険性、そして対応方法について詳しく解説します。

+388の国番号は存在するのか?

まず注目すべきは「+388」という国番号です。実は+388は現在、有効な国別コードではなく、過去に欧州テレマティクスサービス(E.164)という特殊サービス用に割り当てられていた番号です。現在はほとんど利用されていないため、一般の電話や公的機関が使用している可能性は低いと考えられます。

このため、+388を使用した電話番号からの着信は、不審な目的で発信されている可能性が高いと言えます。

末尾0110は「警察番号」を偽装している?

日本の警察相談専用電話番号は「#9110」、緊急通報は「110」です。末尾「0110」という並びは、意図的に「110番」と連想させることで、受信者を警察関係の電話と誤認させようとしている可能性もあります。

このような番号の並びは、詐欺グループが信頼性を装うために意図的に使うケースが多く報告されています。

実際の詐欺の手口と似ている点

国際電話を利用した詐欺手口では、「一度着信させて不安を煽り、折り返しさせて高額な通話料を請求する」パターンがあります。特に不審な国番号や意味深な末尾(例:0110、911など)は要注意です。

また、SMSやメッセージアプリを通じて「重要な連絡です。折り返しください」などと誘導するケースも確認されています。

電話には出ない・折り返さないが基本

不審な番号からの着信には、絶対に折り返しをせず、無視することが大切です。どうしても気になる場合は、番号をネットで検索する、または携帯キャリアや消費生活センターに相談しましょう。

スマートフォンの設定で国際電話の着信をブロックする、着信拒否アプリを活用するのも有効です。

実例:実際に被害に遭ったケース

ある利用者は+388からの着信に応じてしまい、言葉巧みにクレジットカード番号を聞き出され、後日不正利用されてしまったという被害が報告されています。このように、電話に出るだけで被害につながるケースもあるため、警戒が必要です。

この他にも、「偽の国際宅配業者」や「税金還付の確認」などの名目でかかってくる詐欺電話も多数存在します。

安心のためにできること

・知らない番号には出ない
・番号検索サイトで番号の評判を確認する
・着信拒否リストに登録する
・スマホに迷惑電話対策アプリを導入する

iPhoneやAndroidでは、設定から「不明な番号をサイレントにする」「国際電話を制限する」などの機能も利用できます。

まとめ:+388や末尾0110は要注意!冷静な対応を

+388で始まり、末尾が0110の番号からの着信は、詐欺や国際電話のトラブルに巻き込まれるリスクがあります。警察や公的機関を装っているように見える番号でも、信用せず、冷静に無視・ブロックすることが大切です。

一人でも多くの方がこうした詐欺被害に遭わないためにも、不審な電話には「出ない」「折り返さない」「調べる」という意識を持ちましょう。

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