普段なかなか足を踏み入れる機会がない警察署ですが、中には食堂が併設されているところもあります。警察官や職員が利用するための施設ではありますが、場合によっては一般市民も利用できるケースがあります。本記事では、警察署内の食堂の一般開放状況や、和歌山県警・大阪府警の例について紹介します。
警察署内の食堂は誰が使えるのか
多くの警察署内の食堂は、警察官や職員の福利厚生施設として設けられています。そのため基本的には内部関係者向けですが、大きな警察署や警察本部に併設されている食堂では、地域住民や来庁者に開放している例も存在します。
例えば一部の県警本部や都市部の大規模警察署では「署内食堂」として安価な定食や麺類を提供しており、一般市民でも気軽に入れる場合があります。ただしセキュリティの関係上、受付で入館手続きを求められることが多い点には注意が必要です。
和歌山県警の食堂事情
和歌山県警本部には職員向けの食堂が設置されています。ただし、一般開放されているかどうかは明確な案内が少なく、利用を希望する場合には事前に確認した方が安心です。地方の警察署では、外部利用が難しいケースも少なくありません。
和歌山市内で安価に食事をとりたい場合は、警察署の外周りに位置する食堂や定食屋の利用を検討するのがおすすめです。
大阪府警の食堂事情
大阪府警本部（大阪市中央区）には職員食堂が設けられており、こちらは比較的有名です。警察職員だけでなく、庁舎に用事のある一般市民や業者が利用できるケースがあります。昼時には多くの人で賑わい、リーズナブルな価格でボリュームのある食事を提供している点が特徴です。
ただし、警察署ごとに規則は異なるため、すべての警察署で一般利用が可能というわけではありません。利用を検討する際には、各署の総務課などに問い合わせるのが確実です。
一般市民が利用する際の注意点
一般利用が可能な場合でも、入館には身分証の提示や受付での手続きが必要になる場合があります。また、昼食時間帯は混雑することが多いため、職員の迷惑にならないよう配慮することも大切です。
さらに、提供されるメニューは庁内向けであるため、一般的な食堂のような豊富さはなく、日替わり定食やうどん・カレーなどシンプルなものが中心です。
まとめ
警察署内の食堂は、基本的に職員用の施設ですが、一部では一般市民も利用できます。和歌山県警では一般開放の情報が少なく、事前確認が必要です。一方で、大阪府警本部の食堂は比較的知られており、庁舎利用者が食事できる場合があります。利用を検討する際は、必ず事前に確認し、マナーを守って利用するようにしましょう。