親権や面会交流に関する問題、特に弁護士の対応に関する不安は非常に深刻な問題です。この記事では、親権を失った場合の適切な対応方法、弁護士の不正対応に対してどこに相談すべきか、また養育費の支払い義務について解説します。
1. 弁護士の不正対応に関する問題
まず、弁護士が面会交流の手紙を渡さない、子供の様子を教えないという行為は不正な対応です。弁護士はあなたの代理人であり、あなたの権利を守るために活動するべきです。このような対応が続く場合、あなたはすぐに別の弁護士に相談するか、弁護士会に苦情を申し立てることが可能です。
弁護士会では、弁護士が適切な職務を行っていない場合に対する苦情を受け付けています。もし弁護士が職務を果たしていないと感じた場合は、弁護士会に相談してみることを強くお勧めします。
2. どこに相談すべきか
弁護士の対応が不正な場合、次に相談すべき場所としては「家庭裁判所」や「児童相談所」などが考えられます。家庭裁判所は面会交流や親権に関する法的な判断を下す機関であり、もし不正な取り決めがなされている場合、再度審判を申し立てることができます。
また、児童相談所は子供の福祉を守るための専門機関で、子供の養育環境に問題がある場合には、児童相談所に連絡することで対応を求めることができます。もし子供の教育や生活環境に問題がある場合は、すぐに相談して改善を試みることが重要です。
3. 養育費の支払い義務について
養育費は、親として子供を育てるために支払う義務があるため、どんな状況であっても支払い義務を免れることはできません。親権を失った場合でも、養育費の支払い義務が発生します。支払い義務があるにもかかわらず、支払いをしない場合、法的措置が取られる可能性もあります。
しかし、養育費を支払うことに関して、相手の環境や子供の福祉が十分でない場合には、養育費の金額や支払い方法について再度協議を行うことができます。弁護士や家庭裁判所を通じて再協議を求めることが可能です。
4. まとめ
親権を失った場合や面会交流に関する問題は非常にデリケートな問題ですが、弁護士の不正対応に対しては、弁護士会や家庭裁判所、児童相談所などに相談することで適切な解決が図れます。養育費の支払い義務がある場合でも、子供の福祉が最優先であることを忘れず、必要な手続きを行いましょう。