「キラーバーナー2」を注文したはずなのに、なぜか「キラーバーナー」も同梱されて届いてしまった――。こうした混乱を招く購入トラブルは、定期購入商品で特に起こりやすいものです。今回は、キラーバーナーシリーズを購入した際に起きた“2商品同時届き”のケースにおいて、返品・キャンセルができない場合の解約方法や注意点について解説します。
なぜキラーバーナーとキラーバーナー2が両方届いたのか?
一部の定期購入商品では、公式サイトやキャンペーンページの表示が分かりにくく、ユーザーが気づかないうちに複数商品を同時契約してしまっていることがあります。特に、「セット商品」や「初回特別価格」と記載されている場合、1契約に複数商品が含まれている可能性があるため要注意です。
また、申し込みページに複数の商品リンクが並んでいるケースでは、クリックした順番や画面遷移によって、意図せず両商品を注文してしまうケースも見受けられます。
解約する際はそれぞれの契約を個別に扱うべき
「キラーバーナー」と「キラーバーナー2」は商品名こそ似ていますが、販売ページが別であれば、それぞれ別契約として処理されている可能性が高いです。この場合、一方を解約しても、もう一方が自動的に解約されるわけではありません。
したがって、解約する際は必ず「両方の商品についての解約」を伝えることが必要です。カスタマーサポートに連絡する際は、契約番号や注文番号、どの商品を指しているのかを明確に伝えましょう。
キャンセル不可でも定期解約はできる
「返品・キャンセルが不可」と言われた場合でも、次回以降の定期便を止める“解約”は別の手続きです。すでに届いた商品については諦めざるを得ないケースが多いですが、次回発送分の課金を避けるためには、早めの対応が必要です。
なお、販売元によっては「初回は継続条件付き(3回購入が前提)」といった縛りがあることもあるため、契約内容を確認し、違約金やキャンセル料が発生しないかもチェックしておきましょう。
解約連絡のコツと記録の残し方
電話・メール・お問い合わせフォームなど、解約手段が複数ある場合でも、できるだけ記録が残る形(メールや問い合わせフォームなど)で連絡するのが安心です。
- 送信日時を記録しておく
- 相手の返信内容を保存する
- 「受信確認済み」「処理完了」の明示を求める
電話で対応した場合は、担当者の名前や日時をメモし、必要があれば会話の録音も検討しましょう。
今後の予防策:申し込み前に確認すべきポイント
同様のトラブルを避けるためには、次のような点を意識しましょう。
- 商品名やパッケージが似ていても、契約内容は別物の場合がある
- 初回購入ページで“セット内容”を必ず確認する
- 定期購入の回数制限やキャンセル条件を事前に読む
また、口コミサイトや公式FAQの情報も事前に確認しておくことで、後々のトラブルを防ぐ助けになります。
まとめ
「キラーバーナー2」だけを頼んだはずが「キラーバーナー」も届いてしまった場合、契約上は別商品として扱われている可能性があるため、解約の際はそれぞれ個別に手続きする必要があります。返品・キャンセルが難しくても、定期購入は早めに停止の意思を伝えることで追加負担を回避できる場合があります。自分の注文履歴と契約内容を正確に把握し、適切な対応を取りましょう。