オンラインショッピングで便利な後払い決済サービス「ペイディ（Paidy）」ですが、商品をキャンセルしたにもかかわらず請求が来たというケースが少なくありません。こうした状況に直面した際に焦らず対応できるよう、本記事では原因や対応方法を詳しく解説します。
ペイディ(Paidy)の仕組みと請求の流れ
ペイディは、クレジットカード不要で利用できる後払い決済サービスです。利用者が商品を注文すると、まずPaidyが立て替えて支払い、月末にまとめて請求されます。
このため、注文した時点で一度請求処理が走ることがあり、その後キャンセルしてもシステム側での反映に時間がかかる場合があります。
キャンセル後に請求が来る理由とは
キャンセルしたはずなのに請求が来る理由として、次のようなケースが考えられます。
- キャンセル処理が店舗側で未完了
- キャンセル情報がPaidyにまだ反映されていない
- 一部商品だけキャンセルされ、残りが請求対象になっている
例えば、アパレルサイトでセット商品を注文し、一部のみ返品・キャンセルした場合、残りの商品分の請求が発生します。
まず確認すべきポイント
請求が来た場合、以下をまず確認しましょう。
- ショップからのキャンセル完了メールが届いているか
- ペイディのアプリまたはウェブに反映されているか
- 請求の対象となっている商品や金額が正しいか
請求が残っている場合でも、キャンセル完了の証拠があるなら慌てず対処可能です。
実際に請求が誤っていると感じたときの対応手順
1. 購入店舗へ連絡し、キャンセル処理が完了しているかを確認。
2. 店舗からペイディにキャンセル通知が送られているか確認。
3. ペイディのカスタマーサポートに連絡し、状況を伝える。
ペイディ公式サポートページでは、チャットやメールで問い合わせが可能です。
支払期限が迫っている場合の注意点
万一キャンセル処理が間に合わず支払期限が迫る場合、一度支払っておくのも一つの手です。その後返金処理が行われます。
返金は通常、翌月以降に銀行口座などへ行われます。詳細はペイディの返金ポリシーを確認してください。
似たトラブル事例と教訓
別の事例では、「注文後すぐにキャンセルしたのに、Paidyに1,000円の請求が残っていた」というケースがありました。調査の結果、ショップ側が発送ステータスを変更し忘れており、Paidyに未通知だったことが原因でした。
このように、販売者側の処理ミスや連携の遅れが原因となる場合が多いため、まずは販売元への確認が重要です。
まとめ：冷静に確認と問い合わせを
ペイディ利用時にキャンセル後も請求が来た場合、焦らず冷静に状況を確認しましょう。
店舗側の処理、Paidy側の反映タイミングなど複数の要素が関係しているため、
「店舗への確認」→「Paidyの明細確認」→「必要に応じて問い合わせ」という手順を踏むことで、スムーズな解決が期待できます。
トラブルを防ぐためにも、注文完了後のメールやキャンセル通知は必ず保管しておきましょう。