消費者金融での借り入れは、借入総額だけでなく「どのように借りたか」によっても利息総額が変わることがあります。例えば、レイクで一括で30万円借りた場合と、10万円ずつ3回に分けて借りた場合とでは、最終的な利息負担が異なる可能性があります。この記事では、複数回に分けて借りたときの利息の計算の仕組みと、より無駄のない借入方法について解説します。
利息の計算方法の基本|日数と元金に比例する
消費者金融の利息は、「元金×年利率×日数÷365」で計算されます。つまり、同じ金額でも借りている日数が長くなるほど、支払う利息は多くなります。
また、借りた日から利息が発生するため、複数回に分けて借りると、最初に借りた分はそれだけ長く利息がかかることになります。これが一括借入との大きな違いです。
分割借入と一括借入の違い|どちらが得か?
例1:一括で30万円を借入(年利15.0%)
→ 利息は30万円に対して一律で発生。
例2:まず10万円を借入、その後さらに10万円ずつ2回追加(合計30万円)
→ 各借入分は、それぞれ借入日からの日数で利息が発生。
このように分けて借りると、最初の10万円分の利息は長期間かかるため、結果的に利息の合計額は一括借入より高くなる可能性があります。
実際のイメージ|簡易シミュレーション
借入方法 | 総額 | 借入日 | 返済までの期間 | 利息の目安 |
---|---|---|---|---|
一括30万円 | 30万円 | 1日目 | 60日 | 約7,400円 |
10万円×3回 | 30万円 | 1日目+20日+40日 | それぞれ60・40・20日 | 合計約9,900円 |
※年利15.0%、返済をせずに60日後に全額返済した想定。実際の金額は多少異なりますが、分割借入の方が利息が多くなる傾向にあるのがわかります。
分けて借りるメリット・デメリット
分割借入は、必要な金額を必要な時にだけ借りることで、無駄な借入を避けられるというメリットがあります。ただし、借入日がずれるほど利息負担が積み重なるため、返済が長引くと結果的に損になることも。
また、借入のたびに審査が行われるわけではありませんが、利用状況が信用情報に反映されやすくなります。
無駄な利息を減らすにはどうすればよいか
- なるべくまとめて借り、必要以上に追加借入を避ける
- 返済は最低金額より多めにして、元金を早く減らす
- 無利息期間(初回契約など)を有効活用する
- アプリや会員ページで利息発生状況をこまめに確認
利息を最小限に抑えるには、計画的な返済と追加借入の抑制が大切です。
まとめ:分割借入は便利だが利息は割高になることも
レイクなどの消費者金融で複数回に分けて借りた場合、一括で借りるよりも利息が高くなる可能性があるのは事実です。これは、借入日ごとに利息が発生し、それぞれが異なる日数で計算されるからです。
今後の借入や返済の方針を見直し、なるべく利息負担を抑えながら、無理のない返済計画を立てていくことが大切です。