アダルトサイトの高額請求にご注意を:個人情報を伝えた後の正しい対応とは

最近、「アダルトサイトを見たら高額請求が来た」「登録完了の表示と共に44万円の請求があった」などのトラブル相談が急増しています。こうした事例のほとんどは架空請求詐欺です。万が一、個人情報を伝えてしまっても、正しい対処を行えば被害を防ぐことができます。

アダルトサイト請求詐欺の手口とは

多くの場合、サイトを開いただけで「登録が完了しました」「数日以内に44万円を支払ってください」などの偽の警告が表示され、恐怖を煽って支払いを促します。動画を再生していなくても、架空の登録や利用料が発生したと主張されるのが特徴です。

電話をかけるよう指示されたり、LINEでの相談窓口を提示されたりすることもありますが、これらはすべて詐欺です

個人情報を伝えてしまった場合のリスク

詐欺師に名前、電話番号、住所などを伝えてしまうと、さらなる詐欺行為に利用されたり、執拗に請求連絡が来たりすることがあります。

しかし、氏名や住所を伝えただけでは法的拘束力のある契約は成立していません。そのため、冷静に対処することが最も重要です。

絶対にやってはいけない対応

  • お金を支払ってしまう
  • 詐欺師に連絡を取り続ける
  • URLを再度開く・指示に従う

一度でもお金を支払うと、さらにしつこく請求される可能性があるため、絶対に応じてはいけません

正しい対処法

  • 一切無視する
  • 電話やLINEをブロックする
  • 消費者ホットライン「188」へ相談する
  • 必要に応じて警察や弁護士に相談する

本当に支払い義務がある場合、内容証明郵便や訴状が届きます。しかし、詐欺ではそのような法的手段を取ることはまずありません。

実際の相談事例と注意喚起

国民生活センターでも「ワンクリック詐欺」「架空請求」のトラブルに対する相談が多数寄せられています。詳しくはこちらのページを参考にしてください。

まとめ

アダルトサイトを見ただけで請求が来ることは、ほぼ100%詐欺です。44万円という高額請求に動揺して個人情報を伝えてしまっても、今からでも正しく対処すれば被害を防げます。まずは無視し、しかるべき相談機関に助けを求めましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール