InstagramなどのSNSを利用していると、「ダイエットに効果あり」「無料診断」などといった魅力的な広告が流れてきます。その中でも「ベターミー(BetterMe)」という名前のフィットネス広告に関して、誤ってタップしてしまっただけで契約になってしまうのでは?と不安になる方が増えています。本記事では、そのようなSNS広告に対して気をつけるべきポイントや、実際に登録扱いになる条件、そして不安を感じた時の対処法について詳しく解説します。
広告をタップしただけで契約成立になるのか?
基本的に、名前・メールアドレス・クレジットカード情報などの入力を行わない限り、「正式な契約」にはなりません。インターネット上の契約は「申込」と「承諾」が明確でなければ成立しないため、年齢区分を選択しただけで課金されることはまずありません。
ただし、「利用規約に同意する」という文言の有無にかかわらず、支払い情報を入力していない限り請求が発生することはありません。安心してください。
ベターミー広告のよくある表示例と誤解
多くの方が見かける広告の一例は以下のような内容です。
- 「3分であなたにぴったりのダイエット法がわかる」
- 「無料診断はこちら」
- 「年齢を選んでください → 次へ」
ここでタップして年齢を入力したとしても、個人情報を送信していなければ一切の支払い義務は生じません。
どの段階で契約が成立するのか
多くの海外系フィットネスアプリや広告は「無料」と見せかけて、後の画面でサブスクリプションの申し込み画面が表示されます。ここで次のような手続きを行ってしまうと契約が成立する恐れがあります。
- クレジットカード番号の入力
- メールアドレスや氏名など個人情報の入力
- アプリストア上で「支払いを承認」
上記のどれにも該当しない限りは、契約・課金には至りません。
不安な時の確認と対処法
万が一心配な場合は、以下の確認を行いましょう。
- 登録メールに「契約確認」「請求書」などが届いていないか
- クレジットカードの利用履歴に不審な引き落としがないか
- App StoreやGoogle Playの定期購読にベターミー等が登録されていないか
上記すべてに問題がなければ、実際に契約が発生している可能性は極めて低いです。
同様のトラブルを防ぐために
今後も安心してSNSを使うためには、以下のようなポイントに注意しましょう。
- 「無料」と書かれていても安易に進めない
- 個人情報や支払い情報を入力しない
- 広告は画面右上の「×」などで閉じる
- 不安な場合は消費者ホットライン(188)や国民生活センターに相談
また、スマホの広告ブロッカーアプリを使うことで、誤タップのリスクを減らすことも可能です。
まとめ:ほとんどのケースで課金は発生しない
インスタ広告で「ベターミー」を見かけて年齢だけ入力した場合でも、それだけで契約が成立して請求が発生することはほぼありません。個人情報や決済情報を入力していない限り安心して大丈夫です。
それでも不安が残る方は、定期的にアプリ内の購読状況やカード明細を確認し、必要に応じてサポート機関へ相談することをおすすめします。