総務省をかたる電話詐欺に注意!不審な着信の正体と電話番号漏えいの可能性

最近「総務省うんたら〜」と名乗る不審な電話がかかってきたという報告が増えています。特に「これから2時間電話が使えなくなる」などと脅すような内容で、着信者を不安にさせる手口が目立ちます。これらの電話は詐欺や迷惑行為の一環であり、適切に対処することが重要です。

「総務省うんたら〜」の電話は詐欺?

「これから2時間電話が使えなくなる」や「通信が遮断される」といった内容で、総務省を名乗る電話がかかってきたら、それはほぼ間違いなく詐欺です。総務省が個別に電話回線の停止を通告することはありません。

実際に報告されている例では、音声ガイダンスで「重要なお知らせです」「このまま数字を押してください」と続け、最終的には金銭の支払いや個人情報の提供を求めるパターンもあります。

電話番号はどこから漏れた?

こうした迷惑電話が来ると、「どこから番号が漏れたのか?」と不安になります。以下のような原因が考えられます。

  • 過去に登録したウェブサービス:懸賞サイトや出会い系、無料アプリなどに番号を登録した場合。
  • SNSやブログに掲載した電話番号:誰でも閲覧可能な場所に記載したことがある。
  • データブローカー経由:企業間で売買された名簿情報。
  • 古いスマホアプリの許可設定:連絡先情報を抜き取るアプリも存在。

なお、電話番号自体はランダムで自動発信される場合もあるため、「漏洩していないのにかかってくる」ケースもあります。

着信拒否・無視が有効な対策

不審な着信があった場合は、着信拒否設定をするのが有効です。スマホの機能やキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で、簡単に設定できます。また、無視するのも有効な対策です。

間違って応答してしまった場合でも、個人情報や暗証番号、カード番号などは絶対に伝えないようにしましょう。

詐欺の電話に対してできる通報・相談先

万が一、金銭を要求されたり、個人情報を教えてしまった場合には、以下の相談窓口があります。

「特殊詐欺対策室」などの部署がある警察署もあります。被害にあった場合は早めの相談が重要です。

不安な場合は電話番号検索もおすすめ

知らない番号からの着信があった場合、その番号をネットで検索するだけでも、同じような被害が報告されているか確認できます。例えば「電話番号 050-XXXX-XXXX 詐欺」などのキーワードで検索してみましょう。

また、スマホアプリ「電話帳ナビ」や「Whoscall」などを使えば、自動的に発信元の信頼性をチェックできます。

まとめ:不審な電話には落ち着いて対応を

「総務省」をかたる不審な着信は、詐欺や迷惑電話の可能性が高いため、冷静に対処することが大切です。着信拒否・無視・通報といった対応を心がけ、自分や家族の個人情報を守りましょう。特に高齢の家族がいる方は、事前にこうした情報を共有しておくことも有効です。

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