学生ローンの申込み先は本物?詐欺サイトの見分け方と被害を防ぐためのチェックポイント

学生ローンに申し込む際は、見た目が本物に見える詐欺サイトも存在するため、慎重な判断が求められます。特に個人情報やマイナンバーを送信した後に連絡が一切来ない、電話が繋がらないという場合は、早めの対処が必要です。

公式サイトかどうかを確認する基本の手順

まずはローン会社の公式サイトを信用できる情報源から確認しましょう。正規の金融機関であれば、金融庁の登録業者一覧に掲載されているはずです。サイトに会社名・住所・登録番号が記載されているかも確認してください。

例:マルイ(丸井)関連の学生ローンを名乗るサイトで、連絡がつかない・社名や登録番号がない場合は要注意です。

URLやドメインで見抜く詐欺サイトの特徴

本物の企業が運用しているサイトは、信頼できるドメイン(例:marui.co.jpなど)を使用しています。対して、詐欺サイトは無関係な数字や記号が含まれる不審なURL(例:https://0151.jp)を使うことが多いです。

URLに「https://」が使われていても安心とは限りません。SSL証明書の有無は最低限のセキュリティ対策であり、詐欺サイトでも取得できます。

連絡が取れない、返事が来ない=危険信号

申込後に以下のような対応が見られる場合、詐欺の可能性が高いです。

  • 本人確認書類送信後、数時間経っても返信が来ない
  • 電話をかけても自動音声のみで、オペレーターにつながらない
  • Googleレビューも不自然に少ない、またはサクラと思われる内容

こうした場合、速やかに個人情報の悪用を防ぐ手段をとるべきです。

個人情報を送ってしまった場合の緊急対処法

まずすべきこと:

  • マイナンバー:最寄りの市区町村窓口にて番号変更の相談
  • 運転免許証:警察に紛失・盗難届を出し、必要に応じて再発行
  • クレジットカード:カード会社に連絡し、不正利用の監視や停止を依頼

また、警察庁サイバー犯罪対策課や、消費者庁の窓口に通報することで、今後の被害防止に繋がります。

信用できるローン会社を選ぶには

・金融庁の認可を受けているか
・問い合わせにすぐ対応するか
・実店舗や連絡先の実在が確認できるか

このような観点から、消費者金融系ではプロミス・アコム・アイフルなど、銀行系では三井住友銀行カードローンや楽天銀行スーパーローンなどが信頼性の高い選択肢です。

まとめ

学生ローンを利用する際は、「公式サイトかどうか」「連絡が取れるか」「個人情報送信の前に信用確認をしているか」が非常に重要です。特に、URLが不審、電話が繋がらない、本人確認書類を送ったのに返信がないといった場合は、早急に詐欺を疑い、必要な手続きや通報を行いましょう。

不安がある場合は、消費生活センター(188)に電話して、第三者のアドバイスを得るのも有効な手段です。

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