最近、「Google広告のアカウントを作った覚えがないのに、請求が来た」という相談が増えています。実際にカードの明細に『GOOGLE ADS』などの記載があり、驚かれる方も少なくありません。この記事では、Google広告に関する見覚えのない請求の原因と対処方法について詳しく解説します。
まず確認したい「本当にGoogleからの請求か?」
明細に「GOOGLE*Ads」や「GOOGLE*SERVICES」などと記載されている場合、それはGoogle関連の請求である可能性が高いです。ただし、必ずしも広告に限らず、YouTube PremiumやGoogle Playの定期課金なども含まれます。
実際にGoogleが提供するGoogle Payの取引履歴を確認することで、どのアカウントでどのサービスに支払ったかがわかる場合があります。
Google広告アカウントを作っていないのに請求があるケース
Google広告を使っていないのに請求が発生するケースとして、以下のような可能性があります。
- 過去に第三者がクレジットカード情報を悪用して広告を出稿
- Googleアカウントを乗っ取られ、本人の知らないうちに広告出稿された
- 家族や会社の他のメンバーが登録していたが報告がなかった
このようなケースでは、Google側への調査依頼や、カード会社への不正利用報告が必要です。
対処ステップ①:Googleサポートへの問い合わせ
Google広告に関する請求の正体がわからない場合は、Google広告のサポートに問い合わせることが最優先です。Google広告ヘルプページから問い合わせフォームにアクセスできます。
問い合わせ時には、以下の情報が求められる場合があります。
- 請求日と金額
- カード明細に表示された名称
- カードの下4桁
これにより、Googleがアカウントの有無や請求元を特定してくれます。
対処ステップ②:カード会社への報告と支払い停止
Google側で確認が取れない、あるいは不正利用が判明した場合には、速やかにクレジットカード会社へ連絡しましょう。不正利用が認められれば、支払いを止める手続きや返金対応が可能な場合もあります。
特に被害が継続している可能性がある場合は、カードの利用停止と再発行も検討してください。
アカウントのセキュリティ強化も重要
見覚えのない請求が発生した場合は、Googleアカウントが乗っ取られている可能性もゼロではありません。以下のセキュリティ対策も必須です。
- Googleアカウントのパスワードを変更
- 2段階認証を有効にする
- アクティビティ履歴の確認
Googleアカウントのセキュリティ設定ページでこれらの設定ができます。
まとめ:不明な請求は放置せず即対応を
Google広告のアカウントがなくても、見覚えのない請求が来ることは実際にあります。まずはGoogle Payやサポートページで調査を行い、必要に応じてカード会社への連絡も行いましょう。
被害の拡大を防ぐためにも、アカウントのセキュリティ確認と今後の支払い明細のチェックを習慣化することをおすすめします。