ドライブレコーダーは駐車中も録画される?エンジン停止後の音声録音の仕組みも解説

ドライブレコーダー(ドラレコ)は事故の記録やトラブルの証拠として広く使われていますが、「駐車中やエンジン停止後の録画・録音はどうなっているの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。今回は、一般的なドラレコの録画・録音タイミングや、プライバシーにも関わるポイントについてわかりやすく解説します。

エンジンがかかった状態で停車中もドラレコは動いている?

基本的に、ドラレコは「電源が供給されている間は常時録画」されるように設計されています。そのため、エンジンがかかったままの状態で車を停車させている間も、録画・録音は続いています。

例えば、コンビニの駐車場でエンジンを切らずに車内で待機している場合、前方カメラは周囲の状況を、マイクは車内の音声を記録し続けている可能性が高いです。

エンジンを切ったあとも録画や録音は続くのか?

ドラレコには「駐車監視機能」が搭載されているモデルがあり、この機能が有効になっていると、エンジンを切っても録画が続く場合があります。

この監視機能には2種類あり、①常時監視タイプは常に録画を続け、②衝撃感知タイプは衝撃や動きを検知した時だけ録画を開始するタイプです。

車内での会話が録音される可能性について

多くのドラレコにはマイク機能がついており、車内の音声も録音対象になります。電源供給が続いている限り、たとえ走行中でなくても録音されていることがほとんどです。

また、駐車監視機能中でも音声記録が継続するモデルもあるため、エンジンを切ってからの会話も記録される可能性はあります。ただし、機種によって設定で「音声記録をオフ」にすることもできます。

実例:駐車中の録画で助かったケース

あるユーザーは、夜間コンビニ駐車場で隣の車にドアをぶつけられたが、エンジン停止中でもドラレコがしっかり録画していたことで保険対応がスムーズに進んだという事例があります。

一方、別の例ではエンジンを切ったあとに車内で話していた会話がマイクで録音されており、家族内のプライバシーが記録されてしまったというケースも報告されています。

録画・録音の設定確認とおすすめの対策

プライバシーを守るには、マイクのオン・オフ切り替え設定を確認し、必要に応じて無効にするのが効果的です。

また、駐車監視機能が有効なドラレコは、常時バッテリーや別売の電源ケーブルを使用している場合があるため、電源接続状況を一度確認してみることをおすすめします。

まとめ:ドラレコの録画タイミングを知って安心運用を

ドライブレコーダーは「走行中だけ録画される」と思われがちですが、実際にはエンジン停止後でも録画・録音されるモデルも多く存在します。

自分のドラレコの設定や機能を理解することで、トラブル時には記録として役立ち、またプライバシー保護にもつながります。使用前には一度マニュアルや設定画面をチェックしておきましょう。

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