近年、子どもの見守り用デバイスとして人気を集めている「BOTトーク(第5世代)」ですが、契約を解除したあとも本体が手元に残ることから、「時計として使い続けられるのか?」という疑問を持つ方が少なくありません。本記事では、BOTトーク第5世代の解約後に使える機能や注意点について、実際のユーザー体験やメーカーの仕様をもとに解説します。
BOTトーク第5世代とは?簡単におさらい
BOTトーク第5世代は、GPS機能・音声通話・見守りアプリ連携を備えた子ども向けのウェアラブル端末です。ディスプレイ付きで、時間表示・通話・通知機能などがあり、親がスマホから現在地を確認できるのが特徴です。
端末自体は比較的コンパクトで子どもが扱いやすいサイズとなっていますが、その多機能性ゆえ、通信契約に依存する機能も多くあります。
解約後に残る機能:時計表示はどうなる?
BOTトークを解約すると、多くの機能は使えなくなりますが、時計表示のみ継続するケースがほとんどです。なぜなら、時計表示自体はローカルで処理されており、サーバー通信が不要だからです。
ただし、内部バッテリーが切れてしまうと時間がリセットされることもあるため、頻繁な充電が必要となる点には注意が必要です。
利用できなくなる主な機能
契約を解約した場合、次のような機能は停止します。
- リアルタイム位置情報の取得
- スマホアプリとの連携
- 音声通話やメッセージ
- SOSアラート機能
これらは通信回線を介して提供されるため、SIMカードが無効になると使用できなくなります。
事前に知っておきたい注意点
BOTトークのサポート体制について、「返信が定型文ばかり」「実質サポートが機能していない」といった声もあります。トラブル時の対応に期待せず、購入前に契約内容をよく確認することが重要です。
また、クーリングオフの対象外であるため、通信契約開始後のキャンセルは原則不可です。これは通信機器全般に言えることで、BOTトーク特有の問題ではありませんが、不満を抱える原因の一つとなっています。
他ユーザーの体験談:改善が期待できないときの判断基準
「GPS精度が悪すぎる」「毎回位置修正をしないと使えない」といった意見も多数見られます。実際に、子どもの居場所が正確に表示されず、保護者が不安を感じたケースも報告されています。
こうした場合、解約して別のGPS端末へ乗り換えるという判断を下す家庭も多く、選択肢として検討する価値があります。
まとめ:BOTトーク第5世代の解約後も時計機能は使える可能性あり
BOTトーク第5世代は、契約を解約してもディスプレイ上の時計表示のみ継続して表示される可能性が高いですが、GPSや通話などの機能は使えなくなります。
本体を時計代わりに使いたい方には一定の価値が残るかもしれませんが、購入・契約前には慎重な判断が必要です。機能性やサポート対応に不満がある場合は、他の信頼できる見守り端末の検討も視野に入れておきましょう。