コンビニやショッピングモールで財布を落としたら?拾得物の対応と警察への届出の流れを解説

財布などの貴重品をコンビニやイオンのような大型商業施設で落としてしまった場合、拾われた物はどう扱われるのでしょうか。警察に届出されるのか、それとも店舗内で保管されるのか、いざという時に慌てないために知っておきたい拾得物のルールと対応を詳しくご紹介します。

拾得物の取り扱いは場所によって異なる

財布などの遺失物が拾われた際の取り扱いは、その物が発見された「場所」によって異なります。商業施設や私有地(例:イオン、コンビニなど)では、その施設の管理者が一次的に対応します。

一方、公道や公共施設などで拾得された場合は、拾った人が直接警察へ届け出ることが原則です(遺失物法第4条)。

店舗内での拾得物はどうなる?

コンビニやイオンなどの店内や駐車場で財布が拾われた場合、多くのケースではまず施設内のサービスカウンターや事務所で一時保管されます。

実例として、イオンでは「お客様センター」に届け出られ、一定期間(通常は1週間程度)保管された後、持ち主不明のままであれば警察署に引き渡されます。

拾得者が直接警察に届け出る義務はある?

私有地内での拾得物については、施設管理者に届け出ることで拾得者の義務は果たされます(遺失物法第5条)。

つまり、拾った人が施設内のカウンターに届ければ、その後の警察への手続きは施設側が対応する流れになります。

財布が見つからない場合の対応方法

施設に問い合わせをした際に見つからなかった場合は、警察庁の遺失物公表サイトや最寄りの警察署に直接届出を行うことも重要です。

特に財布やスマートフォンなどの貴重品は、拾得後すぐに施設を通じて警察に移されていることも多いため、双方に問い合わせるのが確実です。

実際のケーススタディ:イオンで財布を落とした例

ある利用者がイオンのフードコートで財布を落とした際、拾得物はインフォメーションで2日間保管され、その後警察署へ引き渡されました。

その方はイオンと最寄りの警察署双方に問い合わせ、落とし物が無事に戻ってきました。複数ルートで確認することが鍵です。

まとめ:財布を落としたときは冷静に行動を

コンビニやイオンなどの施設内で財布を落とした場合は、まず店舗のインフォメーションカウンターなどに問い合わせましょう。

施設で保管された後、所定期間を経て警察へ移されるケースが多いため、施設と警察の両方に連絡することが大切です。

落とし物を見つけた人も、施設に届ければ法的義務を果たしたことになります。万が一に備えて、こうした仕組みを知っておくと安心です。

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