myIQなどのオンラインIQテスト課金トラブルに注意|返金・解約方法と対処法を解説

近年、SNS広告や検索エンジン経由で多くのユーザーが誘導されるオンラインIQテストサービス「myIQ」などのサイトが注目されています。しかし、これらのサービスの中には、一見無料に見せかけた後で定期課金が始まる仕組みになっており、トラブルが後を絶ちません。この記事では、間違ったメールアドレスで登録してしまったケースも含め、解約や返金の方法、PayPalや消費者庁を通じた対処法を詳しく解説します。

多くの人がハマる?IQテストサイトのよくある仕組み

「myIQ」は、無料でIQテストが受けられるように見せながら、結果を見るために0.5ドルなどの少額支払いを誘導し、そのまま定期課金契約に移行させるビジネスモデルが一般的です。

このような定期課金契約は、「継続利用する意思がなければ自動解約されるだろう」と考えていたユーザーにとって盲点となります。また、登録時にメールアドレスを誤って入力してしまった場合、自分での解約手続きが困難になるケースもあります。

間違ったメールアドレスで登録してしまった場合の対応方法

自動返信メールやアカウント通知が届かない状態では、通常のマイページからの解約ができません。このような場合はサービス運営者への問い合わせが第一の対応策ですが、対応が不誠実な場合もあります。

繰り返し定型文しか返ってこない場合、以下のようなアプローチを検討してください:

  • PayPal決済履歴に記載されている加盟店の名前やメールを確認
  • PayPalから直接紛争解決センターを通じて「未承認の定期請求」の異議申し立てをする
  • 英語でも簡潔に「メールアドレスを間違えて登録したため、解約もログインもできません。返金を希望します。」と伝える

PayPalを使っている場合の定期支払いの停止手順

PayPalを利用している場合は、次の手順で支払いを強制停止できます。

  • PayPalにログイン
  • 「設定」>「支払い」>「自動支払いを管理」
  • 該当する「myIQ」などの業者を選択
  • 「キャンセル」または「支払いの停止」を選択

この手続きを行えば、今後の定期請求を止めることができます。

返金が難航する場合の最終手段:消費者庁や国民生活センターへ

返金に応じない、もしくはメールが返ってこない場合には、消費者庁国民生活センターへの相談を検討してください。

また、英文でのやり取りに不安がある場合、相談窓口で英文テンプレートを提供してもらえるケースもあります。

トラブルを避けるために気を付けたいポイント

このような被害を防ぐためには、・課金条件の表示があるか・解約手段が明確か・連絡先や運営会社の情報が確認できるかをチェックしましょう。

また、PayPalやクレジットカードなどの支払い方法で「定期課金の可能性があるサイト」に個人情報を安易に入力しないことが重要です。

まとめ:メール誤登録時でもPayPalで解決できる可能性は高い

間違ったメールアドレスで登録してしまった場合でも、PayPalからの手続きによって課金を停止したり、返金を受けたりできる可能性は十分にあります。まずはPayPalの自動支払いを停止し、必要に応じて異議申し立てを行いましょう。

返金が難しい場合でも、消費者保護機関へ相談することで、思わぬ解決策が見つかることもあります。トラブルに巻き込まれても、冷静かつ計画的に対応することが重要です。

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