マッチングアプリを退会したのに料金が発生?サブスクリプション解約の落とし穴と返金の可能性

マッチングアプリを退会したにもかかわらず、サブスクリプションの料金が引き落とされてしまった――そんな経験をされた方も少なくありません。今回は、アプリ退会後に発生する料金の理由や、返金の可否、注意点についてわかりやすく解説します。

アプリの退会=課金停止ではない

多くのマッチングアプリでは、アプリを「退会」しただけではサブスクリプションが自動で停止されない仕組みになっています。これは、App StoreやGoogle Playを通じて「別システム」で管理されているためです。

たとえば、AppleのApp Storeを通じて課金している場合、iPhoneの「設定」>「Apple ID」>「サブスクリプション」から解約する必要があります。アプリを削除したり退会しても、自動的には課金は止まりません。

利用規約に記載がない場合でも返金できるのか

「利用規約にサブスクリプション解約の記載がなかった」というケースでも、返金の可否はアプリ運営会社またはApple・Googleのポリシーに依存します。

返金が認められた事例としては、「退会後に引き落とされたが、すぐに気づいて申請した」「誤解を招く表現があった」といった場合です。Appleは48時間以内の申請であれば返金される可能性があるとされます。

返金を希望する場合の具体的な対応手順

  • まずは課金経路を確認(App Store/Google Play/クレジットカードなど)
  • App Storeの場合:「reportaproblem.apple.com」にアクセスして該当アプリを選び、返金申請
  • Google Playの場合:Googleサポートから返金フォームで申請
  • アプリ運営会社へ直接問い合わせる(公式サイトの問い合わせ窓口を利用)

問い合わせには「退会済みであること」「利用していないこと」「サブスクが続いていた事実に気づいたタイミング」などを明記しましょう。

二重課金を防ぐために知っておきたいこと

退会とサブスクリプション解約は別操作であることを理解することが重要です。また、課金開始時に「いつまでが課金期間か」をスクリーンショットなどで記録しておくとトラブルを避けられます。

「アプリ内からは解約できない」ケースが多いため、アプリの案内だけに頼らず、ストア側の設定画面も確認しましょう。

まとめ:退会だけで安心しない。課金の仕組みを理解してトラブル防止を

マッチングアプリに限らず、サブスクリプションサービス全般において「退会=解約」ではないケースが多いため注意が必要です。もし料金が発生してしまった場合でも、早期の対応や申請次第で返金される可能性もあります。

今後は課金タイミングや課金停止手続きに注意しつつ、正しい知識を持ってサービスを利用していきましょう。

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