近年、金融機関をかたるSMS(ショートメール)詐欺が急増しており、消費者の間で混乱が広がっています。「プロミスからメールアドレス確認のSMSが届いたけれど、登録アドレスは正しいはずなのに…」というような事例も報告されており、正規の連絡か詐欺かを見極めることが重要です。この記事では、こうしたSMSが送られてくる背景や対応方法、注意すべきポイントについて解説します。
プロミスのSMS確認連絡はどのようなものか
プロミスでは、登録情報に変更があった場合や、メールアドレスが無効になっていると判断された場合に、SMSで確認の連絡を行うことがあります。内容としては「Eメールアドレスの確認をお願いします」などの文言と、専用URLが添えられていることが一般的です。
しかし、このような内容は正規のプロミスのSMSと非常に似た手口で送られるフィッシング詐欺の可能性もあるため、URLのクリックには注意が必要です。
登録メールアドレスに間違いがないのにSMSが届く理由
登録したメールアドレスに問題がなく、プロミスからも通常通りのメールが届いているにも関わらず、メールアドレス確認のSMSが届いた場合、以下の可能性が考えられます。
- システム側の一時的なエラー:プロミスの顧客管理システムが送信不達を誤認識している可能性があります。
- 別のユーザーが誤って自分の電話番号を登録:他人のアカウントと電話番号が誤って紐づいた場合、自分にSMSが届くことがあります。
- フィッシング詐欺の可能性:本物そっくりのSMSで、情報を抜き取ろうとする手口です。
SMS内のURLは本物か?見分けるポイント
URLが本物かどうかを判断する際には、以下の点を確認しましょう。
- ドメインに「promise.co.jp」など公式URLが含まれているか
- 不自然な短縮URL(bit.ly等)を使用していないか
- プロミスの公式サイトで案内されている形式と一致するか
不安がある場合は、SMS内のURLをクリックせず、直接公式サイトにアクセスして、ログイン後の「お知らせ」や「会員情報」から確認するのが安全です。
もし不審なSMSを受け取った場合の対処法
不審なSMSを受け取った際には、以下のように対応しましょう。
- プロミスの公式カスタマーセンター(0120-24-0365)に電話し、SMSの真偽を確認する
- SMS内のURLはタップせず、必ず公式アプリや公式サイトからログインして確認する
- 内容をスクリーンショット保存し、消費者庁や警察のサイバー犯罪対策窓口に相談する
実際のユーザーからの報告事例
ネット上では「プロミスからのSMSでメールアドレス確認を求められたが、実際は詐欺だった」「公式に問い合わせたら本物だった」という両方の声があります。
そのため、見た目だけで判断せず、公式窓口での確認が最も確実です。
まとめ:安易なクリックを避け、まずは確認
メールアドレスが正しく登録されているにも関わらずSMSが届いた場合、それはシステム上の誤認か、他者のミス登録、もしくは詐欺の可能性があります。リンクをクリックする前に、必ず公式チャネルを通じて内容を確認しましょう。少しでも不安がある場合は、プロミスのサポートに連絡を取り、冷静に対応することが自分を守る最善策です。