就活サイト登録後に迷惑電話が急増?情報漏洩と詐欺SMSの実態と対策を徹底解説

就活生に人気の情報サイト「みん就」などに登録後、突然迷惑電話が増えたり、佐川急便を装った不審なSMSが届いたという相談が増えています。本記事では、情報漏洩の可能性、詐欺被害を未然に防ぐ方法、そして今後の対策についてわかりやすく解説します。

みん就に登録後の電話ラッシュは偶然か?

「登録してから頻繁に電話が来るようになった」と感じた場合、実際に個人情報が外部に渡っている可能性もあります。ただし、サイト側が直接漏洩させているとは限らず、悪質な企業がスクレイピング(自動収集)などで収集した情報を流通させているケースも考えられます。

特に電話番号はメールアドレスよりも厳重な管理が必要ですが、履歴書やエントリーフォームに記載した内容がどこかで漏れてしまうと、悪用されるリスクが高くなります。

佐川急便を騙る詐欺SMSに注意

「ご不在のためお荷物を保管しています」などといったSMSは、実際には佐川急便とは無関係の詐欺リンクである可能性が非常に高いです。リンクをタップすると、偽のログイン画面やアプリインストールに誘導され、個人情報やクレジットカード情報が抜き取られるおそれがあります。

本物の配送業者であれば、公式アプリや正規ドメインのURL(例:sagawa-exp.co.jp)を使用しています。見慣れないドメインが含まれていたら絶対にアクセスしないでください。

被害にあわないための初動対策

  • SMSや不審な電話には応答しない・リンクを開かない
  • スマートフォンの着信拒否機能を活用し、迷惑番号をブロック
  • SMSのブロック機能や、キャリアの迷惑メールフィルタを設定
  • 電話番号検索サイト(例:JPnumber電話帳ナビ)で番号の正体を調査

また、端末にセキュリティアプリ(ウイルスバスター、ノートンなど)を導入しておくと、危険なリンクやアプリをブロックしてくれるため安心です。

情報漏洩が疑われるときの対処法

すでに電話番号やメールアドレスが外部に漏れている疑いがある場合、次の手順をとりましょう。

  • 就活サイトや登録サービスに対し、個人情報の削除依頼を出す
  • 悪質な業者に個人情報を渡した可能性があるなら、最寄りの警察署または消費者センターに相談
  • 迷惑電話・SMSの内容を保存しておく(証拠として有効)

また、心配であれば携帯キャリアに相談し、電話番号の変更も視野に入れるとよいでしょう。

登録情報の見直しと今後のリスク管理

今後の被害を防ぐためには、「必要以上に個人情報を登録しない」「不審なサービスは利用しない」ことが大切です。また、SNS等での電話番号公開も思わぬ情報流出の原因となります。

就活サイトに登録する際には、必ずプライバシーポリシーや個人情報の取り扱いについて確認し、怪しいサイトには情報を渡さないことが予防策になります。

まとめ:情報漏洩の兆候に気づいたらすぐ対応を

みん就登録後に電話やSMSが急増した場合、まずは情報漏洩の可能性を疑い、慎重に対応しましょう。被害が拡大する前に、受信設定やフィルター、セキュリティ対策を強化し、信頼できる窓口に相談することが何より大切です。

不安が続く場合は、消費者庁の注意喚起や、警察のサイバー犯罪相談窓口なども参考にしてみてください。

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