プロミスなどのカードローンで増額審査に通らないケースは珍しくありません。「限度額が2万円のまま上がらない」「審査を何度しても通らない」といった悩みを抱える方は多いでしょう。この記事では、増額審査に落ちる理由と、今後審査に通るためのポイントを具体的に解説します。
増額審査に通らない主な理由とは
プロミスの増額審査は、初回申込時の審査よりも厳しいとされています。以下のような点が原因となっている可能性があります。
- 年収に対する利用残高が多い
- 申請タイミングが短期間で繰り返されている
- 勤務先情報や居住状況などの変更が未申告
- 信用情報に照会履歴が多く、慎重に見られている
増額申請が何度も通らない場合は、申請を一時的に控えるのも有効です。
「何度も増額申請したらブラックリストに入る」は本当?
「審査に何度も落ちたら金融ブラックになるのでは?」と心配する人もいますが、これは誤解です。増額申請の結果自体は、信用情報機関にネガティブ情報として登録されることはありません。
ただし、増額審査には「信用情報の照会」が発生します。その回数が多いと「申込ブラック(短期間での多重照会)」とみなされ、審査にマイナス評価となるケースもあります。
増額審査に通るために見直すべきポイント
今後の増額申請を成功させるためには、以下の点を見直しましょう。
- 直近3ヶ月以上は返済遅延ゼロを維持
- 月々の返済額を最低額以上にする
- 他社借入がない状態を継続し、借入残高を減らす
- 半年以上の期間を空けて申請する
また、プロミス側からの「増額案内」が届いてから申請する方が、通る可能性が高くなります。
プロミスの審査に影響する「社内スコア」の存在
プロミスでは、返済状況や利用履歴をもとに独自の社内スコアが形成されています。このスコアが一定以上でないと、増額審査は通りません。
たとえば、毎月の返済がしっかり行われていても、借入直後にすぐ返す「短期完済」を繰り返していると、安定した利用と見なされず評価が低下することがあります。
今後の対策と増額希望のタイミング
審査通過を目指すなら、半年から1年ほどは申請せず、信用実績を積み重ねるのが得策です。また、下記のような状況も有利になります。
- 年収や勤続年数が増えた
- 勤務先が変わって安定した企業になった
- 転居して生活状況が改善された
こういったポジティブな変化があったタイミングで、再度申し込みを検討しましょう。
まとめ:増額審査には戦略が必要
プロミスの増額審査は、信用情報・社内評価・申請履歴など多くの要素で判断されます。何度も申請してもブラックにはなりませんが、短期間での連続申請はマイナスになることがあります。
焦らずに信用実績を積み、プロミス側からの増額案内を待つことで、より高い限度額の獲得が見込めます。