長野県警をかたる詐欺電話に注意!+883からの国際番号は詐欺の可能性大

最近、「長野県警察」を名乗る不審な電話がかかってくる事例が報告されています。特に、国際番号+883から始まる電話番号によるケースが目立っており、実際に名前を知られているケースもあることから、より巧妙化している詐欺の可能性があります。

+883から始まる番号は何?

+883は国際衛星通信番号で、通常の個人や企業が利用するものではありません。この番号から日本国内に電話がかかってくること自体が非常に不自然です。そのため、+8833520110のような番号からの着信は、詐欺や迷惑電話の可能性が高いと考えられます。

国際番号からの着信は、通話料の請求トラブルや個人情報詐取のリスクがあるため、無闇に応答しないことが重要です。

なぜ名前を知っているのか?

詐欺グループは、過去に流出した個人情報をもとにターゲットを選んで電話をかけてきます。名前や住所、電話番号などが特定されていることも少なくありません。これはSNSや懸賞応募、通販利用などを通じて流出した可能性があります。

「名前を知っているから本物かも」と思ってしまいがちですが、詐欺の常套手段の一つです。慎重に対応するようにしましょう。

本物の警察署ならどう対応する?

本物の警察署からの電話であれば、署名と用件を明確に伝え、本人確認のプロセスを踏むのが基本です。また、折り返しの電話を拒否することは通常ありません。「こちらからかけなおす」と言った際に電話を切られるようであれば、詐欺を強く疑いましょう。

警察署からの連絡に不審な点を感じた場合は、必ず自分でその警察署の正式な番号を調べて直接確認するのが安全です。

不審な電話があった場合の対処法

  • 知らない番号、特に国際番号からの着信には出ない
  • 留守番電話に切り替えて、内容を確認してから対応する
  • 警察や公共機関を名乗られた場合は、いったん切ってから自分で正規番号にかけなおす
  • 不安な場合は、家族や地元の警察に相談する
  • 番号をネットで検索して、迷惑電話情報をチェックする

類似の詐欺事例と対策

近年では「警察官」「弁護士」「金融機関」などをかたる詐欺電話が増加しています。これらはオレオレ詐欺や架空請求詐欺の手口として広く知られており、高齢者を中心に被害が相次いでいます。

特に電話でのやり取りだけで金銭を要求されたり、個人情報を聞き出そうとされた場合は、詐欺の可能性が高いため一切応じないようにしてください。

まとめ:冷静な判断が被害を防ぐ

突然の電話で長野県警を名乗られたり、名前を知られていると驚くかもしれませんが、落ち着いて対応することが何よりも大切です。不審な番号からの着信には出ない、内容を鵜呑みにしない、自分で調べて確認する、という姿勢を心がけましょう。

不安なときは、最寄りの警察署や消費生活センターに相談することをおすすめします。

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