ビックカメラなど家電量販店で案内される「U‑NEXT3ヶ月無料キャンペーン」。お得に見えますが、実際には「無料期間」は本当に3ヶ月まるまるか?その計算方法と注意点を実例を交えてわかりやすく解説します。
U‑NEXT無料トライアルとビックカメラの3ヶ月キャンペーンの違い
通常のU‑NEXT無料トライアルは、初回登録者に対して「31日間」のみ無料で、期間終了翌日から月額2,189円が発生します。無料期間終了日は申込メールやマイページで確認できます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
一方、ビックカメラなど店頭のキャンペーンでは、「利用開始月を含む3ヶ月間が見放題」と定められており、これはサービス提供会社(ラネット社)側の規定です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
3ヶ月とはいつからいつまで?実際の期間例
表現上は“3ヶ月無料”でも、具体的には「利用開始月+翌々月の月末」まで使えるという意味です。たとえば:
– 2025年4月19日に契約 ⇒ 利用開始月は4月 → 3ヵ月目は6月末 → 無料期間は「〜6/30」
この例では、延長ではなく「利用開始から起算した月末まで」が無料期間の設定です。
“3ヶ月=90日”ではない計算のカラクリ
カレンダー上の“3ヶ月”とは、「○月スタートで、その月+2ヶ月目、3ヶ月目の月末まで」が基本です。したがって、契約日から厳密に90日後だからとは限りません。
たとえば4/19スタートの場合、4月・5月・6月の3ヶ月分。従って無料終了日は6/30となります。逆に、1/1契約なら1/31、2/28、3/31までと扱われることになります。
なぜ7/19までOKだと思っていたの?勘違いのポイント
消費者目線では「3ヶ月=90日」と捉えがちですが、U‑NEXT側のキャンペーンでは月単位処理を採用しています。そのため、使える期間が「月末」で終わる仕様なのです。
この違いを認識しないと、「7/19までで大丈夫だろう」と安心してしまい、請求が来て慌てるケースがよく見られます。
無料期間終了日を正しく確認する方法
無料期間は以下2つの方法で確認できます。
- 契約完了時のメールに記載(「○月○日まで無料で利用可能です」など)
- U‑NEXTマイページの「契約内容の確認・解約」画面から確認
特にビックカメラ経由のキャンペーンなど特殊設定の場合は、メールやマイページの記載が最終判断基準となります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
実例まとめとよくある失敗パターン
実例: 2025/4/19契約→ 無料期間 → 2025/6/30 →7/1以降は自動で有料継続。
よくある失敗。
- 「3ヶ月=90日」と勘違いして月末判断しない
- 無料期間終了メールを見逃し、解約タイミングを誤る
- マイページで終了日を確認せず、月末まで安心してしまう
賢い利用者になるためのチェックリスト
- 契約メールを受け取ったらすぐに内容を確認
- マイページで「○月末まで無料」と表示されているか確認
- 終了数日前にリマインダー設定をしておく
まとめ
ビックカメラ経由の「3ヶ月無料キャンペーン」は、カレンダー月単位で判定され、契約月+2ヶ月後の月末までが無料期間です。
契約日から90日後ではないため、「7/19まで大丈夫」と思っていると、7月1日から料金が発生してしまう可能性があります。
必ずメールやマイページで無料終了日を確認し、「月末まで」なのかどうかを把握しましょう。