突然届いた身に覚えのない請求封書に不安を感じていませんか?特にAGペイント(旧ミライバライ)という社名や「ULTRA」というアプリ名に心当たりがないまま、請求書が届いた場合は、詐欺や誤請求の可能性もあります。この記事では、こうしたケースにどのように対応すべきか、冷静に判断するためのポイントを解説します。
AGペイント(旧ミライバライ)とは何の会社か?
AGペイントは、過去にミライバライという名称で消費者金融や後払い決済に関連する事業を展開していた会社で、現在はAGペイント株式会社に社名変更しています。アイフルグループに属しており、主に個人向けの与信サービスを提供しています。
しかし、近年ではこの会社の名義をかたった架空請求や、見に覚えのない決済通知などの事例がSNSやQ&Aサイトで散見されています。
知らないアプリ「ULTRA」からの請求は本物か?
「ULTRA」というアプリをダウンロードした覚えがないのに、AGペイントから「そのアプリ経由で利用があった」として請求書が届いた場合、まずは詐欺の可能性を疑うべきです。
本物の請求であれば、アプリのダウンロード履歴、契約履歴、または利用規約やログイン情報などが存在するはずですが、それが一切無い場合は、誤請求もしくは第三者による不正利用の可能性が高まります。
確認すべきポイントと冷静な対応手順
- アプリストアの購入履歴を確認:Google PlayやApp Storeにログインし、過去に「ULTRA」というアプリをインストールした履歴があるか確認。
- アイフルの契約内容をチェック:アイフルのマイページや契約書面から、AGペイントとの関係性があるかどうかを確認。
- 封書の内容を撮影・保管:証拠として封書の外観や中身の写真を撮影し、保管しておく。
- AGペイント公式へ問い合わせ:公式Webサイトに記載された番号へ連絡し、正当な請求かどうか確認。公式サイトはこちら。
週末や休業日で確認が取れない場合でも、期日までに行動することが大切です。放置すると支払督促が本物であった場合に不利益を被る可能性もあります。
架空請求や詐欺であった場合の対応
もしもAGペイントの名義をかたった架空請求だった場合、支払いや連絡をする前に次の対応を取りましょう。
- 不審な電話番号や振込先が記載されていれば、消費者庁や警察に相談
- 国民生活センター(188)に連絡し、対応策のアドバイスをもらう
- 身に覚えのない請求には一切支払わない
なお、偽装請求に記載された電話番号へ安易に連絡すると、個人情報を収集される危険があります。必ず公式の連絡先か、消費生活センターを通してください。
アイフルとの関係がある場合の可能性
質問者のように、アイフルと正式に契約がある方であれば、AGペイントが関連会社である以上、情報共有が行われていることも考えられます。しかし、延滞などがない場合、突然の督促は通常考えにくく、誤送付または第三者の不正利用が疑われます。
また、利用履歴にないアプリ由来の請求がグループ会社から届くというのは、業務の透明性や規制上問題があります。正規契約者であっても、見覚えのない請求には慎重な確認が必要です。
まとめ:慌てず冷静に、正規ルートで確認を
AGペイント(旧ミライバライ)から届いた「ULTRA」アプリ関連の督促封書が身に覚えのないものであれば、即支払いをするのではなく、アプリ履歴と契約情報を確認し、必ず公式連絡先に照会することが重要です。
詐欺や誤請求の可能性がある場合は、消費者庁や警察にも相談しましょう。正確な対応を取ることで、自身の権利と資産を守ることができます。