最近インスタ広告からLINEに誘導されスマホに遠隔操作アプリ「AnyDesk/エニーデスク」を入れさせられ、消費者金融から60万円も借りさせられる…こんな典型的な副業商材詐欺に遭った場合、どう対応すべきかを弁護士監修の視点で解説します。
どんな手口?エニーデスクや借金誘導詐欺の特徴
まず副業商材詐欺の典型的パターンは、最初に1,980円程度の情報商材購入を誘導し、その後電話で高額プランを契約させ、AnyDesk等の遠隔操作アプリでスマホを乗っ取られ借金までさせられるというものです。消費者庁や弁護士からも注意喚起されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
支払いを無視して大丈夫?法的・現実リスクは
詐欺業者からの支払い請求には応じなくて構いません。副業詐欺とわかっていれば無視して問題ないという法的アドバイスもあります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
もちろん請求のLINEやメール、場合によっては内容証明郵便など督促が続く可能性もありますが、詐欺業者側は訴訟リスクを避けるため身元を明かすことがほとんどなく、実際に裁判を起こす例は極めて少ないのが現実です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
無視する際の注意点と対策
- 相手のLINEやメールは即受信拒否/ブロック。
- 督促書類が自宅に届いても慌てず、すぐには連絡せず弁護士に相談。
- 必要に応じて警察、消費生活センターへの相談も検討。
詐欺業者は顔や住所を知られると信用を失うため、法的手続きを避ける傾向があります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
すでに弁護士がついているけどメール無視してもいい?
被害があるなら、専任の弁護士に状況をすべて伝え、指示に従うのが安心です。
弁護士が「メールや電話を無視し続けて大丈夫」と言っているなら、そのとおり対応すればよく、それ以上連絡する必要はありません。
次に取るべき具体的アクションは?
まずは「支払いを断固拒否する」意思表示を一度だけして、その後は一切の連絡を断ちましょう。
同時に、消費生活センターや警察に相談し、証拠(LINEの履歴、契約書、通話録音等)は保存しておくのが重要です :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
まとめ
副業商材詐欺に遭ってしまったら、支払いは無視して問題ありません。相手の督促はブロックし、必要であれば警察や消費生活センター/弁護士に相談を。メール無視の指示があれば、心理的プレッシャーに屈せず安心して従って大丈夫です。
法的リスクは?
現時点で詐欺業者から訴えられて判決を受けたケースはほぼなく、むしろ詐欺被害者として<予防的対応>をすることが大切です。
まずは相談窓口への連絡と証拠確保から始めましょう。