近年、ペイディを利用した後払いサービスの利用者が増える一方で、SHEINなどの海外ECサイトとの取引において請求内容に誤りが生じるケースも見受けられます。今回は「払い戻し済み」と表示されているにもかかわらず、ペイディの請求から削除されていない場合の対応方法について詳しく解説します。
ペイディとSHEIN間で発生する返金ズレの背景
SHEINなど海外ECサイトでの注文キャンセル後、払い戻し処理は通常数日から数週間で完了します。しかし、ペイディの明細に反映されるまでにタイムラグが生じることがあります。また、払い戻しがSHEINウォレットに処理されていても、ペイディ側がそれを自動的に検知・更新しないこともあります。
特に「一度キャンセルして再注文」という取引フローの場合、システム上での整合性が崩れ、重複請求として扱われてしまうリスクがあります。
まず確認すべき3つのポイント
- SHEINのアカウントで「注文履歴」と「払い戻し履歴」を確認
- ペイディアプリ／Webで該当の取引明細を開き、支払先・日付・金額を照合
- SHEINウォレットの残高や返金の反映日時をチェック
これらを踏まえて、どのタイミングで返金が処理されたかを特定し、重複請求か否かの根拠を明確にしましょう。
ペイディへの問い合わせ方法と必要情報
返金処理がされているにも関わらず請求が残っている場合は、ペイディのカスタマーサポートへ連絡を行いましょう。連絡方法は以下のいずれかです。
- 公式アプリ内の「お問い合わせ」フォーム
- ペイディ公式サイトのお問い合わせページ（こちら）
- SMSに記載されていた法律事務所が委託を受けている場合は、直接の対応はペイディでなく事務所経由になることもあります
問い合わせ時には以下の情報を添えるとスムーズです。
- 注文番号（SHEINとペイディの両方）
- キャンセル日時と返金状況のスクリーンショット
- SHEINウォレットの残高表示や返金履歴
法律事務所からのSMSについての対応
支払い遅延が法的対応に移る場合、ペイディから委託を受けた法律事務所が介入し、SMSや郵送で連絡が来ることがあります。このような場合でも、まずはペイディに直接事情を説明することが重要です。
誤請求であると判明すれば、法的な請求は中止される可能性が高いですが、放置すると遅延損害金やブラックリスト入りのリスクもあるため注意が必要です。
過去の類似トラブルの実例
あるユーザーは、SHEINで複数回の注文とキャンセルを繰り返した結果、合計5,000円の二重請求が発生。ペイディに連絡し、SHEIN側の返金メールとスクリーンショットを提出したところ、1週間以内に請求修正が完了しました。
このように、事実関係を明確にして迅速に対応すれば、問題は適切に解決される可能性が高いと言えます。
まとめ：確認と連絡が最優先
ペイディで身に覚えのない請求があった場合は、慌てずまずはSHEINとペイディの両方で明細を確認しましょう。返金が正しく行われていない場合は、SHEINに再確認を、返金済みにも関わらず請求がある場合は、証拠を添えてペイディに速やかに連絡することが重要です。
請求トラブルは早期対応がカギです。法的措置に発展する前に、冷静に対応しましょう。