クレジットカード明細に「VSセブンイレブン 300円」という表記が月に2回、しかも日曜日に連続して記載されている——こうした不審な明細に不安を覚える方は少なくありません。この記事ではその請求の正体や、身に覚えがない場合の対応方法について詳しく解説します。
「VSセブンイレブン」とは何を意味するのか?
楽天カード明細にある「VSセブンイレブン」とは、「Visa加盟のセブン-イレブン店舗でのカード利用」という意味です。VSはVisaの略であり、特定の加盟店コードと紐づいてカード決済が行われたことを示しています。
つまり、あなた自身、または家族が楽天カードを使って、セブンイレブンで何らかの商品・サービスを購入した可能性があります。ただし、「300円」という金額からは具体的な商品までは推測が難しいのが実情です。
同じ金額・同じ日付付近で繰り返される場合の代表的な原因
身に覚えがない請求が複数回ある場合、次のような可能性が考えられます。
- スマホアプリなどの自動課金:例:交通系ICカードへのオートチャージ(Suica・PASMO)、セブンアプリ経由のプリペイド支払い
- サブスクリプション契約の引き落とし:プリペイドカードを通した有料サービスの課金(音楽・ゲームなど)
- 家族や同居人による使用:家族カードや共有カードでの使用可能性
不正利用の可能性があるケースの見極め方
以下の点を確認して不正利用かどうかを判断しましょう。
- 利用時間・店舗所在地が自分の行動と一致しているか
- 使用されたカード番号の下4桁が自身のものか家族カードか
- 購入履歴の詳細が楽天e-NAVIにて確認できるか
楽天e-NAVIにログインすれば、明細の詳細(利用店住所や利用方法)が確認できます。
対処法:不審な請求があったときにすべきこと
以下の対応をおすすめします。
- ① e-NAVIで明細を確認:不審な取引の詳細をチェック
- ② カード会社に連絡:楽天カードコンタクトセンターへ連絡し、利用履歴の調査依頼
- ③ カードの一時停止または再発行:不正利用が疑われる場合、迅速に停止を
実例:似たような請求で問い合わせたケース
ある利用者が「VSセブンイレブン 300円」の請求について楽天カードに問い合わせたところ、家族がSuicaへのチャージをセブンイレブン店頭で行ったことが原因と判明しました。Suicaやnanacoなどのチャージも、「商品購入」ではなく店舗決済として記録されることが多いです。
また、セブン銀行ATMやデジタル端末を経由した電子決済でも、店舗名での請求となるため注意が必要です。
まとめ:明細の不審請求は早めに確認と連絡を
✅ 明細に「VSセブンイレブン」など見慣れない表記があっても慌てず、まず詳細を確認
✅ 利用履歴が思い出せない場合でも、e-NAVIやサポート窓口を活用
✅ 家族利用や自動課金の可能性を踏まえて行動
✅ 不正利用の疑いがあれば、即座にカードを止める判断を
安心してクレジットカードを利用するためにも、日頃から明細をこまめにチェックする習慣をつけましょう。