自動販売機でお金が戻らないトラブルに遭ったら?対応方法と相談先を徹底解説

自動販売機を利用中にお金が戻らない、返金対応がされない、問い合わせ先と連絡が取れない――そんなトラブルに直面すると不安や怒りを感じてしまうものです。今回は、飲料水の自動販売機で千円札が戻らず、その後の問い合わせも進展がなかったケースを例に、自販機トラブルへの適切な対処法と、最終的に相談すべき公的機関について解説します。

よくある自販機トラブルの種類

自動販売機に関連するトラブルは意外と多く報告されています。主なものは以下のようなケースです。

  • お金を入れたが商品が出てこない
  • ボタンが反応しない、返金レバーが機能しない
  • 紙幣や硬貨が戻ってこない
  • 誤って別の商品が出てきた

特に紙幣が戻らない問題は、返金依頼の証拠が残りにくいため、対応が後回しになりがちです。

最初にすべきこと:自販機設置会社への連絡

自販機本体には多くの場合、「故障時の連絡先」「設置会社名」「管理会社の電話番号」などが記載されています。まずはこの番号に電話をし、いつ・どの場所で・どのようなトラブルが発生したかを正確に伝えましょう。

口頭だけでは不安な場合は、スマートフォンで自販機の外観や現場の写真を撮っておくと、証拠として有効に活用できます。

連絡しても改善されない場合の対応

一度問い合わせをしても返金や連絡がない場合、以下の対処を検討しましょう。

  • 再度電話し、担当者の名前と対応日時を記録しておく
  • 自販機の設置場所がわかる施設(店舗、ビル管理会社)にも相談する
  • その会社が運営している公式サイトやSNSアカウントに問い合わせる

今回のケースのように、「電話番号の伝達ミス」など担当者間の行き違いがあると、対応が遅れることもあります。記録をしっかり取り、やり取りの履歴を残すことが大切です。

返金されないときの最終手段:消費生活センターに相談

何度も連絡しても返金されない、または対応が不誠実で話が進まない場合は、消費生活センターへの相談が有効です。

消費生活センターでは、消費者トラブルに関する専門相談員が対応し、必要であれば事業者との間に入って交渉してくれる場合もあります。相談は無料で、全国どこからでも可能です。電話番号は188(いやや!)で最寄りのセンターに自動転送されます。

事例:オアシスドリンクサービスの自販機トラブル

「100円でカエル!!」の蛙キャラクターが目印の自販機で起きたトラブルでは、千円札が戻らず、電話もつながりにくい状況が報告されています。

設置会社が「オアシスドリンクサービス」と明記されているなら、同社の代表番号や公式問い合わせフォームを通じて改めて連絡することも有効です。やり取りは録音またはメール記録に残しておくのがベストです。

返金を受けられる可能性を高めるには

返金の確率を高めるためには、以下の情報を伝えることが重要です。

  • 自販機の設置場所と目印
  • 使用日時とトラブル内容の詳細
  • 返金してほしい金額
  • 連絡先(電話番号・メールなど)

事業者側に「誠意を見せて対応してほしい」というメッセージを丁寧に伝えることで、より前向きな対応を期待できます。

まとめ:対応に誠意が見られないなら消費生活センターへ

自動販売機でお金が戻らないトラブルは、誰にでも起こりうる身近な問題です。まずは設置業者へ冷静に連絡し、記録を残しながら対応を待ちましょう。連絡がつかない、または改善が見られない場合は、消費生活センターに相談することで、問題解決へ一歩前進する可能性が高まります。

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