春から一人暮らしを始める際に、NHKの受信料契約やNHK+アカウントの扱いについて気になる方も多いでしょう。特に、テレビを置かずに受信料を支払わない場合、NHK+のアカウントをどうすべきかを解説します。
NHK+とは？受信契約との関係
NHK+（エヌエイチケープラス）は、NHKの放送をインターネットで視聴できるサービスです。NHK+の利用には、NHKの受信契約者であることが前提となっています。
- NHK+はNHKの受信契約に基づいて提供される
- 契約者（または同居の家族）が受信料を支払っている必要がある
- 受信契約を解約すると、NHK+の視聴資格も失われる
そのため、NHK受信契約を解除する場合は、NHK+のアカウントも削除する必要がある可能性が高いです。
一人暮らしでテレビを置かない場合のNHK受信料
NHKの受信料は、基本的にテレビやワンセグ機能付きの携帯端末を持っているかどうかで決まります。
① 受信料が必要な場合
- テレビを設置する
- ワンセグ対応のスマートフォン・カーナビを所有している
- チューナー内蔵のPCやレコーダーを使用する
これらに該当する場合、NHKの受信契約が必要となり、受信料を支払わなければなりません。
② 受信料を払わなくてよい場合
- テレビを置かない
- ワンセグ機能付き端末を持たない
- NHKの放送を受信できる機器を持っていない
この条件を満たしている場合は、新たにNHKと受信契約を結ぶ必要はありません。
NHK受信契約の解約手続き
一人暮らしを始め、テレビを設置しない場合は、NHKの受信契約を解約することができます。
解約の流れ
- NHKふれあいセンター（0120-151515）へ電話し、解約の申し出をする
- 解約理由を説明（テレビを持たないことを伝える）
- 必要書類を受け取り、記入・返送
- 審査後、解約が完了
NHKはテレビがないことを証明するよう求める場合があります。そのため、NHKとのやり取りをスムーズに進めるために、「テレビを処分した証明書」などを準備しておくとよいでしょう。
NHK+アカウントは削除するべき？
NHK+の利用規約によると、NHKの受信契約がなくなった場合、アカウントの使用資格を失うことになります。
また、NHK+のログインには「受信契約者の情報（住所・契約番号）」が必要なため、一人暮らし後にテレビを持たずに受信契約を解約する場合は、NHK+アカウントの削除が必要になるでしょう。
NHK+アカウントの削除方法
- NHK+の公式サイトにログイン
- 「アカウント設定」から削除手続きを行う
- 受信契約の解約と連携されるため、必要な場合はNHKに問い合わせ
削除しないまま放置すると、将来的にNHKから受信契約の確認が入る可能性もあるため、テレビを設置しない場合はアカウントを削除するのが安全です。
まとめ｜一人暮らしでNHK+アカウントをどうするか
NHKの受信契約とNHK+アカウントの扱いについて、以下の点を押さえておきましょう。
- NHK+はNHKの受信契約者のみが利用可能
- テレビを持たない場合はNHKの受信契約は不要
- 受信契約を解約する場合、NHK+アカウントも削除する必要がある
- 解約手続きはNHKふれあいセンターで行う
一人暮らしを始める際は、テレビの有無や受信契約の状況を確認し、適切な手続きを進めましょう。