J:COM In My Room物件でNHK契約はどうなる?地上契約の継続方法と注意点

引越し先のマンションがJ:COM In My Room対応物件の場合、NHKの契約にどのような影響があるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、地上契約の継続方法や、衛星契約を求められる可能性について解説します。

1. J:COM In My Roomとは?

J:COM In My Roomは、マンションやアパートの管理会社がJ:COMと提携し、入居者がJ:COMのテレビ・インターネットサービスを特別価格または無料で利用できるサービスです。通常、地上デジタル放送(地デジ)のみ視聴可能なプランや、BS/CS放送も含まれるプランがあります。

2. NHK契約はどうなる?

NHKの受信契約は、「テレビ放送を受信できる設備を設置した場合」に必要とされます。そのため、以下の条件により契約内容が変わります。

現在の契約状況

  • すでに地上契約をしており、引越し後もテレビを持たない、または地デジのみ視聴する → そのまま地上契約を継続可能
  • J:COMのプランにBS放送が含まれており、BS放送を視聴する → 衛星契約への変更が必要

3. NHKから衛星契約を求められるケース

J:COM In My Room対応のマンションでは、BS放送の信号が各部屋まで届いているケースがあります。そのため、NHKの訪問員が「BS契約が必要」と説明する可能性があります。ただし、以下の点に注意してください。

  • 実際にBS放送を視聴しなければ、衛星契約は必須ではない
  • 契約の変更を求められた場合、「BS放送を視聴できる環境にあるか」ではなく、「実際に視聴しているか」が契約判断の基準
  • テレビがない、またはBS放送を受信しない場合は、地上契約を継続可能

4. 住所変更の手続き方法

地上契約を継続する場合、NHKに住所変更の届け出を行う必要があります。手続き方法は以下の通りです。

  1. NHK公式サイトの「受信料の手続き」ページにアクセス
  2. 「住所変更」の項目から手続きを進める
  3. 現在の契約内容(地上契約)をそのまま引き継ぐ
  4. 引越し後の住居にBS放送を視聴できる環境があるか聞かれた場合、「視聴しない」ことを伝える

5. もしNHKの訪問員が来た場合の対応

NHKの訪問員が「BS契約が必要」と言ってくることがありますが、以下の対応を取ることで地上契約のまま継続できます。

  • 「BS放送は視聴していません」と明確に伝える
  • BSチャンネルが映らない設定にしておく(J:COMの設定で変更可能)
  • NHKの公式見解でも「視聴環境があるだけでは契約義務はない」とされているため、視聴していない限り契約変更の必要なし

6. まとめ:J:COM In My RoomとNHK契約のポイント

J:COM In My Room対応のマンションに引越しても、以下のポイントを押さえておけば、地上契約のまま継続できます。

  • J:COMの契約内容を確認し、BS放送が含まれるかどうかをチェック
  • BS放送を視聴しない場合は、地上契約のままでOK
  • NHKに住所変更の手続きを行う際、地上契約を継続したい旨を伝える
  • NHK訪問員が来ても「BSは視聴していない」と伝えれば問題なし

NHK契約に関するルールを正しく理解し、自身の契約内容に適した対応を取りましょう。

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