玉突き衝突事故での責任と物損事故の処理
玉突き衝突事故の場合、一般的に一番後ろの車に過失があるとされます。これは、追突事故では後続車が前方の車に適切な車間距離を保てなかったという判断がされるためです。物損事故として処理される場合、車両や物に対する損害のみが問題となり、人身事故とは扱われません。
「首が痛い」と言われた場合の対応
事故後に相手が「首が痛い」などの症状を訴えた場合、物損事故から人身事故に切り替わる可能性があります。人身事故として扱われるためには、相手が病院で診断を受け、警察に人身事故として届け出をする必要があります。軽い怪我であっても、診断書が提出されれば、人身事故としての処理が開始されます。
人身事故に切り替わった場合の免許の点数への影響
物損事故から人身事故に切り替わると、加害者側の運転免許には点数が加算されます。人身事故の場合、怪我の程度や事故の状況によって違いますが、一般的には免許の減点が行われ、軽い怪我の場合でも5点の減点がされる可能性があります。
人身事故を避けるための対策
事故後、相手が怪我を訴えた場合、まずは迅速に対応することが重要です。警察と救急車を呼び、医師の診断を受けてもらうことで、正確な事故の状況を把握し、人身事故としての適切な手続きを進めることが求められます。
まとめ
玉突き衝突事故において、物損事故として処理された場合でも、後から相手が怪我を訴えた場合は人身事故に切り替わる可能性があります。人身事故になると免許の点数に影響を与えるため、事故後の対応は慎重に行うことが大切です。