追突事故後の治療と後遺障害認定の手続きについて
追突事故後の治療が続いている場合、治療が完了していない段階で自賠責保険会社から治療を止めるように言われることがあります。しかし、まだ痛みや症状が残っている場合、後遺障害認定の手続きを進めることが重要です。
医師が退職した場合の後遺障害認定書類の対応
診断を担当した医師が退職している場合、引き継ぎの医師がいれば、その医師に後遺障害認定の書類を見せ、現在の症状について診断を依頼することが一般的な対応です。診断内容の引き継ぎが行われていれば、引き続き治療を受けている医師に依頼することができます。
自賠責保険の治療終了のタイミング
自賠責保険での治療終了については、治療の最終日に医師に現状を伝えることが適切です。治療終了のタイミングは、医師があなたの状態を評価し、症状固定(これ以上の治療によって改善が見込めない状態)と判断された時点で決定されます。治療終了の際には、今後の治療方針や後遺障害に関する対応について医師とよく相談することが重要です。
まとめ
後遺障害認定の手続きを進める場合、担当医師が退職した場合でも、引き継ぎの医師に症状を伝え、適切な書類を作成してもらうことが可能です。また、自賠責保険の治療終了については、医師に相談し、タイミングを決定することが大切です。治療の進行に不安がある場合は、医師や保険会社と密に連絡を取り、状況を把握しながら対応してください。