警察署から突然「ICOCAカードを落としています」という連絡が来ると、心当たりがない場合は詐欺なのか、間違い電話なのか不安になるものです。特にモバイルICOCAを利用していてカードタイプを持っていない場合、なぜ自分に連絡が来たのか疑問に感じるでしょう。この記事では、警察から落とし物に関する連絡があった場合の確認方法や、安全な対応について解説します。
警察から落とし物の連絡が来ることは実際にある
警察署では、駅や道路などで拾得された財布、スマートフォン、交通系ICカードなどの落とし物を管理しています。落とし物に持ち主の情報が確認できる場合、本人へ連絡をすることがあります。
交通系ICカードの場合、記名式ICOCAなどであれば登録情報から利用者を確認できる場合があります。そのため、警察が正規の手続きとして電話をかけてくるケースは存在します。
例えば、拾われたICOCAに登録されている電話番号が現在使用している番号であれば、本人がそのカードを持っていないと思っていても連絡が届く可能性があります。
モバイルICOCA利用者でも確認すべき理由
モバイルICOCAを利用している場合、普段カードタイプのICOCAを持ち歩いていないため「落とすはずがない」と考えるのは自然です。
しかし、過去に利用していたICOCAカードや、家族から譲り受けたカード、以前作成した記名式カードなどが残っている可能性もあります。また、本人が忘れている情報が登録されている場合もあります。
例として、学生時代や以前の勤務先への通勤で使っていたICOCAを財布やカバンの中に入れたまま忘れているケースもあります。現在使っている交通系ICカードだけを基準に判断しないことが大切です。
本物の警察からの電話か確認する方法
警察署の電話番号を検索して一致した場合でも、念のため慎重に確認することがおすすめです。電話番号表示だけで完全に安全と判断するのではなく、公式情報を使って確認しましょう。
確認する場合は、留守番電話に残された番号へすぐ折り返すのではなく、警察署の公式サイトなどで代表電話番号を調べ、代表番号から落とし物担当へつないでもらう方法があります。
本物の警察であれば、落とし物の確認のために氏名や住所などを確認することはありますが、暗証番号、銀行口座情報、クレジットカード情報、電子マネーの送金などを求めることはありません。
警察を名乗る詐欺との見分け方
警察官を装った詐欺では、事件や落とし物を理由にして個人情報を聞き出したり、お金を要求したりする手口があります。
例えば「落とし物を返すために手数料が必要」「本人確認のため銀行情報を教えてほしい」などと言われた場合は注意が必要です。
一方で、単純に「ICOCAカードを預かっているので確認してください」という内容で、警察署での受け取り案内をしているだけなら、通常の落とし物対応である可能性があります。
折り返す前に確認しておきたいポイント
警察からの連絡が本物か不安な場合でも、無視してしまうと本当に自分の落とし物だった場合に受け取れなくなる可能性があります。
安全な対応としては、警察署の代表番号へ自分から電話をかけ、「このような内容の留守番電話が入っていた」と伝えて確認する方法がおすすめです。
その際、落とし物の種類、発見された場所、届出番号などを確認すると、正規の手続きかどうか判断しやすくなります。
まとめ:心当たりがなくても確認することが大切
警察からICOCAの落とし物について連絡が来た場合、モバイルICOCA利用者であっても、すぐに詐欺や間違い電話と決めつける必要はありません。
過去に使用していたカードや登録情報が関係している可能性もあるため、まずは警察署へ安全な方法で確認することが大切です。
ただし、金銭の要求や不自然な個人情報の聞き取りがあった場合は注意しましょう。正しい確認方法を取ることで、落とし物の受け取りと詐欺対策の両方につながります。