SNS上で知り合った相手とのやり取りでは、相手を信用してしまった結果、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。特にビデオ通話中の映像や性的な内容を含むやり取りは、後から不安や恐怖を感じるケースも少なくありません。
この記事では、SNSでビデオ通話をした際に相手に映像を保存された可能性がある場合や、警察への相談、個人特定の可能性、今後取るべき対応について解説します。
SNSのビデオ通話で起こりやすいトラブルとは
SNSでは、相手が実際にはどのような人物なのか分からないまま、短時間のやり取りで信頼してしまうことがあります。その中で、金銭のやり取りを条件にした性的な要求や、映像を送らせようとする誘導が行われることがあります。
一度ビデオ通話や画像共有をしてしまうと、相手が画面録画やスクリーンショットをしていた場合、本人が気付かないところでデータが保存されている可能性があります。
そのため、SNS上で知り合った相手に個人的な映像を見せる場合は、相手を十分に確認できない限り慎重な対応が必要です。
相手が警察に相談した場合、すぐに特定されるのか
SNS上のトラブルでは、相手が警察へ相談したからといって、必ずすぐに個人が特定されるわけではありません。
警察が捜査を行う場合には、状況や内容を確認したうえで、必要に応じてSNS運営会社や通信事業者などへの照会を行うことがあります。
ただし、インターネット上の行動は完全に匿名というわけではありません。アカウント情報、通信記録、決済情報など、複数の情報から人物が特定される可能性はあります。
金銭を払う約束をしただけで犯罪になるのか
SNS上で金銭を支払う約束をした場合でも、具体的な状況によって法律上の扱いは変わります。
例えば、相手をだます目的で最初から支払う意思がないのに約束した場合や、相手に損害を与えた場合などは問題になる可能性があります。一方で、途中で不安になり取引を中止しただけで、必ず犯罪になるとは限りません。
法律上の判断は、やり取りの内容、相手との関係、金銭の授受の有無、相手に発生した損害などによって変わります。
映像を撮られた可能性がある場合に取るべき対応
相手が映像を保存しているかもしれないと不安な場合は、まず相手とのやり取りの証拠を残すことが大切です。
メッセージ履歴、相手のアカウント情報、送られてきた内容、日時などは削除せず保存しておきましょう。後から相談する場合に重要な資料になります。
また、相手から映像を公開すると脅されたり、追加の金銭を要求されたりした場合は、要求に応じ続けることで状況が悪化する可能性があります。
脅迫や画像拡散の被害を受けた場合の相談先
性的な画像や動画を利用して金銭を要求する行為は、いわゆる性的な脅迫行為として問題になることがあります。
もし相手から脅しや要求を受けている場合は、一人で解決しようとせず、警察や専門の相談窓口へ相談することが大切です。
また、SNS運営会社には不適切な投稿や嫌がらせについて通報できる仕組みが用意されている場合があります。被害が発生する前でも、証拠を残したうえで相談することが重要です。
今後SNSで同じトラブルを防ぐために
SNSでは、相手のプロフィールや会話内容だけでは、本当の目的を判断できないことがあります。
特に性的な内容を求める相手や、金銭を条件にした要求をする相手には注意が必要です。映像や画像は一度渡ると完全に回収することが難しいため、送信や公開には慎重になる必要があります。
少しでも不安を感じた時点でやり取りを中断し、個人情報や顔が分かる映像などを渡さないことが、自分を守るための大切な対策になります。
まとめ
SNSでのビデオ通話や性的なやり取りは、相手の素性が分からないためトラブルにつながることがあります。
相手が警察に相談した場合でも、状況を確認せずにすぐ個人が特定されるわけではありませんが、インターネット上の情報から特定される可能性はあります。
不安な場合は、証拠を保存し、相手からの要求に安易に応じず、必要に応じて警察や相談機関へ相談することが大切です。