狭い道路ですれ違う際、対向車のサイドミラーに接触したかもしれないものの、運転中は気付かなかったというケースがあります。後から相手や周囲の声で接触の可能性に気付き、不安になる方も少なくありません。
この記事では、サイドミラー同士の接触事故で警察へ届け出た場合の流れ、相手が見つかるまでの期間、保険を使うべきか自己負担すべきかなどについて解説します。
サイドミラー接触事故は気付かないこともある
車同士の接触事故では、必ずしも大きな衝撃や音が発生するとは限りません。特にサイドミラーは可動部分であり、軽く当たった程度では車内に衝撃が伝わりにくい場合があります。
例えば、狭い道路で徐行しながら対向車とすれ違う場合、ミラー同士が触れても「風の音や道路の振動」と勘違いしてしまうこともあります。
一方で、接触した可能性がある場合は、その場で安全な場所へ移動し、相手と確認を行ったり警察へ連絡したりすることが適切な対応になります。
警察に届け出た後はどのような流れになるのか
サイドミラー接触事故を警察へ相談した場合、警察は双方の車両状況やドライブレコーダー映像などを確認し、事故が発生した可能性を調べます。
相手がまだ届け出をしていない場合でも、警察が相手車両を確認できれば、相手へ事故の有無や車両の傷について確認することがあります。
ただし、警察がすぐに相手を特定できるとは限りません。ドライブレコーダー映像の確認、防犯カメラの有無、相手からの申告状況などによって時間は変わります。
警察から連絡が来るまでの期間はどのくらいか
警察からの連絡時期は、事故の状況や相手の確認状況によって大きく異なります。早ければ数日以内に連絡が来る場合もありますが、相手が見つからない場合や確認に時間がかかる場合は長くなることもあります。
例えば、相手が自分の車に傷がないと判断した場合や、事故として届け出をしなかった場合は、それ以上進展しない可能性もあります。
反対に、相手が傷を確認して警察へ届け出た場合は、双方の車両の傷の位置や状態を確認しながら対応が進むことになります。
ドライブレコーダーに音がない場合でも証拠になるのか
ドライブレコーダーに接触音が録音されていなくても、映像自体が重要な証拠になる場合があります。
例えば、映像に相手車両との距離やすれ違う位置関係、相手が接触後に車両を確認している様子などが映っていれば、事故状況を判断する材料になります。
また、自分の車に付いた傷についても、傷の高さや位置が相手車両と一致するか確認されます。小さな傷であっても、事故との関連性を判断するための情報になります。
修理費は保険を使うべきか自己負担すべきか
サイドミラーのような軽微な損傷では、修理費が比較的少額になるケースもあります。そのため、保険を使わず自己負担で解決した方が良い場合もあります。
しかし、事故で保険を利用するかどうかは、修理費だけで判断するのではなく、翌年以降の保険料への影響も考える必要があります。
例えば、修理費が数万円程度であれば自己負担の方が結果的に安くなる場合がありますが、相手の車両修理費や代車費用、人身事故への発展などを考えると保険会社へ相談してから決める方が安心です。
相手と直接示談するときの注意点
相手車両の傷が軽微で、お互いが納得できる場合は、保険を使わず話し合いで解決することもあります。
ただし、口約束だけで終わらせると、後から追加請求や認識違いが発生する可能性があります。修理内容や金額については、書面や記録を残しておくことが大切です。
また、事故直後は問題がなくても、後日痛みを訴えられるケースもあるため、安易に「これで解決した」と判断せず、慎重に対応する必要があります。
接触したか不明な場合でも取るべき対応
自分では当たった感覚がなくても、相手の車や周囲の状況から接触の可能性がある場合は、警察へ相談した判断は適切です。
事故後に届け出をしておくことで、後から相手が申告した場合にも状況を説明しやすくなります。
今後は、狭い道路でのすれ違いや接触の可能性がある場面では、少しでも違和感があればその場で確認し、必要に応じて写真を撮影しておくことがトラブル防止につながります。
まとめ
サイドミラー接触事故は、運転中に気付かないことも珍しくありません。警察へ届け出た場合は、相手車両の確認や傷の照合などを行いながら、事故の有無が判断されます。
警察から連絡が来る時期は状況によって異なり、すぐに連絡がある場合もあれば、相手が届け出をしなければ進展しない場合もあります。
修理費については金額だけでなく、保険使用による影響や今後のトラブルリスクも考え、保険会社へ相談したうえで慎重に判断することが大切です。