不倫後の離婚手続きと慰謝料の請求:示談書の作成と離婚届提出の流れ

不倫を原因とする離婚において、相手との合意が進んでいる場合でも、手続きや金銭的な取り決めにおいて注意すべき点があります。特に、示談書の作成や慰謝料の請求に関するポイントについて、どのように進めるべきかを解説します。

示談書の作成と離婚届の提出

離婚に向けた手続きの際、示談書は非常に重要です。示談書は、お互いの合意内容を正式に記録するものであり、特に不倫が原因の場合は、その後のトラブルを避けるためにも作成しておくべきです。

質問者が希望するように、対面で話をし示談書を作成したいという点についてですが、法的には難しいことではありません。お互いに合意があれば、対面での話し合いの後に示談書を作成し、それに基づいて離婚届を提出することは可能です。しかし、妻側が郵送による離婚届のやり取りを希望している場合、これを受け入れるかどうかは当事者間の話し合い次第です。

不倫相手への慰謝料請求と妻への示談金請求

不倫に関して、質問者は既に不倫相手に慰謝料の合意をしているとのことですが、妻に対して示談金の請求を検討することは可能です。不倫相手に対する慰謝料と妻に対する請求は、それぞれ独立して扱われるため、妻に対しても示談金の請求を行うことは法律的には問題ありません。

ただし、すでに不倫相手に慰謝料を請求している場合、妻との合意内容や関係性を踏まえ、再度請求を行う際には慎重に進める必要があります。示談金の請求は夫婦間の合意であるため、感情的なやり取りを避け、法的な手続きに則った形で行うことが重要です。

離婚手続きの進め方と注意点

離婚手続きにはいくつかの重要なステップがあります。まず、示談書を作成し、両者の合意に基づいて内容を確定させることが必要です。その後、離婚届を提出する際、署名と捺印が必要となるため、慎重に進めましょう。

また、示談書には慰謝料や財産分与についての明確な取り決めを記載しておくことが重要です。これにより、後々のトラブルを防ぐことができます。

法的アドバイスと専門家の関与

このような状況では、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は法律的なアドバイスを提供し、示談書の作成や離婚手続きを適切にサポートしてくれる専門家です。特に不倫を原因とする離婚では、複雑な法律の問題が絡むため、専門家の関与が重要となります。

弁護士を介入させることで、今後の手続きがスムーズに進むとともに、法律的なリスクを回避することができます。

まとめ

不倫を原因とする離婚手続きは、感情的にも法的にも複雑な要素が多いです。示談書を作成し、双方が合意した上で離婚届を提出する手順を踏むことが重要です。また、妻への示談金請求は法律的に可能ですが、注意深く進める必要があります。

法的アドバイスを受けることで、適切な手続きを進め、後々の問題を避けることができます。離婚や慰謝料に関する手続きは慎重に行い、専門家のサポートを活用しましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール