NICOSカードなどのクレジットカードの返済が難しくなり、任意整理を検討する際に気になるのが、毎月の返済額と分割回数です。特に給与が少ない場合、5年(60回)では月々の負担が大きく、7年(84回)などの長期分割が可能なのか知りたい方も多くいます。この記事では、任意整理における分割回数の考え方や、84回払いなどの長期和解が成立する可能性、交渉時のポイントについて解説します。
任意整理の分割回数はどのように決まるのか
任意整理では、債務者とカード会社などの債権者が直接または弁護士・司法書士を通じて返済条件を話し合います。そのため、法律で一律に何回払いまでと決まっているわけではありません。
一般的には3年から5年程度(36回から60回)の分割払いで和解するケースが多いですが、債務状況や返済能力、債権者側の対応によっては、それ以上の期間で合意できる場合もあります。
例えば、毎月3万円の返済が難しいものの、1万円程度なら継続できるという場合、返済期間を長くすることで現実的な返済計画を作れる可能性があります。
NICOSカードの任意整理で84回払いは認められるのか
NICOSカードを含むクレジットカード会社との任意整理では、基本的には債権者との交渉によって分割回数が決まります。そのため、84回払い(7年)が絶対に不可能というわけではありません。
ただし、最近の任意整理では60回程度までを基準として考えるケースが多く、84回以上の長期分割は必ず認められるものではありません。債務額、取引期間、現在の収入、毎月いくら返済できるかなどを総合的に判断されます。
例えば、残債が大きく毎月の返済可能額が少ない場合には、弁護士が長期分割での和解を目指して交渉することがあります。一方で、返済期間が長くなりすぎる場合は、カード会社側がリスクを考えて認めない場合もあります。
任意整理で長期分割を希望する場合に重要なポイント
84回払いなどの長期分割を希望する場合、単に「長くしてほしい」と伝えるだけではなく、継続して返済できる根拠を示すことが重要です。
弁護士へ相談する際には、現在の収入、家賃や生活費、毎月返済に回せる金額を正確に伝える必要があります。無理な返済計画を作ると、途中で支払いができなくなるリスクがあります。
例えば、月収が少なくても安定した収入があり、毎月一定額を確実に支払えることを説明できれば、債権者との交渉材料になります。
5年を超える任意整理が成立するケースとは
5年を超える任意整理が成立するケースでは、債権者側が長期返済を受け入れるメリットがあるかどうかも重要になります。
自己破産などの法的手続きを選択されるよりも、任意整理で毎月返済を続けてもらう方が回収可能性が高いと判断される場合、長期分割に応じることがあります。
ただし、すべてのカード会社が同じ対応をするわけではありません。同じNICOSカードの利用者でも、借入状況や交渉内容によって結果が変わる可能性があります。
任意整理を依頼する前に確認しておきたいこと
任意整理を検討する場合は、まず自分の借金総額と毎月返済可能な金額を把握することが大切です。
弁護士や司法書士に相談することで、任意整理で解決できる可能性や、長期分割交渉が現実的かどうか判断してもらえます。
また、任意整理では将来利息のカットを交渉できる場合があります。返済期間だけでなく、総返済額がどの程度になるのかも確認しておくと安心です。
まとめ|NICOSカードの84回払いは可能性はあるが交渉次第
NICOSカードの任意整理で84回払い(7年)のような長期分割が成立する可能性はありますが、必ず認められるものではなく、債権者との交渉結果によって決まります。
近年では60回程度の分割が一般的な目安ですが、収入状況や借入額によっては、それ以上の回数で和解できるケースもあります。
毎月無理なく返済を続けることが最も重要なので、現在の生活状況を正確に整理したうえで、専門家へ相談し、自分に合った返済計画を検討することが大切です。