低速の追突事故でもむちうちになる?バンパーが無傷に近くても首が痛む理由を解説

追突事故では、車の損傷が小さいにもかかわらず、首や肩に痛みが出るケースがあります。特に停車中に後方から衝突された場合、速度が低かったとしても身体には予想以上の負担がかかることがあります。

この記事では、低速での追突事故でもむちうちが発生する理由や、衝撃音が大きいのにバンパーの傷が少ない理由、事故後に確認しておきたい対応について詳しく解説します。

低速の追突事故でもむちうちになる可能性はある

むちうちは、強い衝撃によって首が前後に大きく揺さぶられることで発生することがあります。そのため、必ずしも高速走行中の大きな事故だけで起こるものではありません。

停車中の車に後方から追突された場合、身体はシートベルトで固定されている一方、首は急激な動きに対応しきれないことがあります。例えば、時速10〜20km程度の追突でも、首が不自然な方向へ振られることで筋肉や靭帯に負担がかかる場合があります。

また、事故直後は興奮状態や緊張状態によって痛みを感じにくいこともあります。翌日や数日後になって首の痛み、肩こり、頭痛などの症状が出ることも珍しくありません。

車の損傷が少ないのに身体が痛む理由

「バンパーに少し傷がついただけなのに、なぜ首が痛くなるのか」と疑問に感じる人は少なくありません。しかし、車の損傷の大きさと身体への影響は必ずしも比例するわけではありません。

現代の車は、バンパー内部に衝撃吸収構造を備えているため、低速の衝突では外側の見た目に大きな損傷が残らない場合があります。バンパーは変形や内部構造によって衝撃を逃がす役割も持っています。

一方で、車体が受け止めた衝撃の一部は乗員へ伝わります。そのため、外見上は軽微な事故でも、乗っていた人の首や身体に負担がかかることがあります。

大きな衝突音がしたのに傷が少ない原因

追突事故では、実際の損傷以上に大きな音が発生することがあります。これは、バンパー同士が接触した音や、車体内部の部品が振動した音などが影響しています。

例えば、プラスチック製のバンパーカバー同士がぶつかった場合、軽い接触でも「ドン」という大きな音が響くことがあります。また、車内では衝撃音が直接伝わるため、実際よりも強い衝撃に感じることもあります。

そのため、音の大きさだけで事故の衝撃や車両ダメージを判断することはできません。逆に、音が小さくても内部部品に損傷があるケースもあります。

追突事故後に整形外科を受診する重要性

追突事故後に首の痛みや違和感がある場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。事故直後は症状が軽くても、時間が経過してから悪化することがあります。

整形外科では、首や背中の状態を確認し、必要に応じて画像検査や治療を行います。また、事故との関連性を記録として残す意味でも、早期受診は重要です。

例えば、事故から数週間経過してから初めて受診すると、事故との因果関係について確認が難しくなる場合があります。そのため、痛みや違和感がある場合は我慢せず相談しましょう。

追突事故の過失割合と被害者側が確認すべきこと

停車中に後方から追突された事故では、一般的には追突した側の責任が大きくなる傾向があります。ただし、実際の過失割合は道路状況や事故状況によって判断されます。

被害を受けた場合は、事故現場の状況、車両の損傷、通院記録、相手方や保険会社とのやり取りを整理しておくことが大切です。

また、車の修理についても外見だけで判断せず、整備工場などで内部損傷がないか確認してもらうことがおすすめです。

まとめ

低速での追突事故でも、首が急激に揺さぶられることでむちうちになる可能性はあります。車のバンパーに大きな傷が残らなくても、身体に影響が出ることは十分考えられます。

事故後に首の痛みや違和感がある場合は、早めに整形外科を受診し、症状や経過を記録しておくことが重要です。見た目の損傷だけで事故の影響を判断せず、身体と車両の両方を適切に確認しましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール