交通事故の人身事故で警察から連絡が来ない理由とは?供述調書や捜査の流れを被害者向けに解説

交通事故でむちうちなどのケガを負い、人身事故として届け出をした後、「警察から連絡がない」「供述調書は作成されないまま終わるのか」と不安になる方は少なくありません。特に現場検証まで行った後に数か月経過すると、手続きが進んでいるのか気になるものです。

この記事では、人身事故として処理された場合の警察の対応の流れ、供述調書の作成時期、被害者への呼び出しがないケース、確認しておきたいポイントについて解説します。

人身事故にすると警察はどのような手続きを進めるのか

交通事故でケガが発生し、診断書を警察へ提出すると、物損事故ではなく人身事故として扱われます。

人身事故になると、警察は事故状況の確認や関係者からの聞き取り、現場確認などを行い、必要に応じて事故原因や過失について調査します。

ただし、事故後すぐにすべての手続きが完了するわけではありません。事故の内容や担当する警察署の状況によって、処理にかかる期間は大きく異なります。

交通事故から数か月警察から連絡がない理由

人身事故を届け出た後、数か月間連絡がないこと自体は珍しいことではありません。

警察では、多くの事故案件を同時に処理しており、実況見分や関係者からの事情聴取、書類作成などを順番に進めています。

例えば、事故状況が比較的明確で、当事者双方の説明に大きな違いがない場合は、被害者への追加の聞き取りが後回しになることもあります。

供述調書は被害者の呼び出しなしで終わることがあるのか

供述調書は、事故に関係する人から話を聞き、その内容を記録するものです。被害者についても作成される場合があります。

しかし、すべての人身事故で必ず被害者本人から供述調書を作成するとは限りません。事故状況や捜査の必要性によって、警察が判断します。

例えば、追突事故のように状況が比較的明確で、現場検証や診断書などから必要な確認ができている場合、被害者への追加聴取が行われないまま処理が進むこともあります。

被害者が警察に確認しても問題ないのか

事故後しばらく連絡がなく、不安な場合は、担当警察署へ進捗状況を確認することができます。

問い合わせる際は、事故日、事故場所、相手方の情報、自分の氏名などを伝えると確認がスムーズです。

例えば、「人身事故として届け出をしていますが、その後の手続き状況について確認したいです」と問い合わせることで、現在どの段階なのか説明してもらえる場合があります。

警察の手続きと示談交渉は別の流れ

交通事故では、警察による刑事手続きと、保険会社との示談交渉は別々に進みます。

警察から連絡がないからといって、保険会社との治療費や慰謝料の手続きが止まるわけではありません。

むちうちなどの症状がある場合は、医師の診察を継続し、治療記録や領収書などを保管しておくことが大切です。

事故後に被害者が確認しておきたいこと

交通事故後は、警察の手続きだけでなく、自身の治療や保険対応についても管理しておく必要があります。

通院日数、診断内容、症状の変化などを記録しておくと、後の保険会社とのやり取りで役立ちます。

また、警察から連絡があった場合に備えて、事故当時の状況や相手の車両情報などを整理しておくことも重要です。

まとめ|警察から連絡がなくても必ずしも手続きが止まっているわけではない

人身事故として処理された交通事故では、現場検証後に数か月警察から連絡がないケースもあります。

供述調書の作成方法や被害者への聞き取りの有無は、事故内容や捜査状況によって異なります。必ず被害者が呼び出されるとは限りません。

不安な場合は担当警察署へ確認することも可能です。警察の手続きと治療・保険対応は別に進むため、自分の治療を優先しながら必要な記録を残しておくことが大切です。

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