カイテクで求人が見えないのはブロック?応募条件との違いと仕組みを解説

介護・看護の単発バイトサービス「カイテク」を利用していると、以前は表示されていた事業所の求人が突然見つからなくなったり、特定の募集に応募できなくなったりすることがあります。このとき気になるのが、「事業所からブロックされたのか、それとも求人の応募条件に該当しないだけなのか」という点です。

カイテクには事業所側がワーカーをブロックする機能がある一方、求人ごとに設定された応募条件やカイテク側の応募制限によって求人が表示されないケースもあります。そのため、「求人が見えない=ブロックされた」とは限りません。ここではカイテク公式ヘルプの公開情報をもとに、ブロックと応募条件の違い、過去の勤務状況などがどのように関係するのかを整理します。

カイテクには事業所・法人によるブロック機能がある

カイテクには、事業所側が特定のワーカーをブロックする機能があります。カイテクの法人・事業所向け公式ヘルプによると、事業所がワーカーをブロックすると、その事業所の案件が対象ワーカーに表示されなくなります。

さらに「法人ブロック」が行われた場合には、同じ法人内にある全事業所の案件が非表示になると案内されています。したがって、一つの施設だけでなく同一法人の複数施設が急に検索結果から消えた場合には、法人単位のブロックという可能性も仕組み上は存在します。

重要なのは、ブロック操作について公式ヘルプでは、事業所側が管理画面から対象ワーカーを選択し、ブロック理由を入力して「ブロックする」操作を行う手順が示されていることです。少なくとも公開されている通常のブロック機能については、特定条件に該当した瞬間に自動的にブロックされるという説明ではなく、事業所側が登録する仕組みとして案内されています。[参照:カイテク公式ヘルプ「お気に入り、ブロックの登録方法」]

「応募条件に合わない」と「ブロック」は別の仕組み

カイテクを利用するうえで特に区別しておきたいのが、ブロックと応募条件による非表示は別物だという点です。

カイテク公式ヘルプでは、事業所が仕事を募集するときには「様々な応募条件」を設定すると説明されています。そして、応募条件とワーカーのアカウント状況が合わない場合、その求人が表示されないことがあります。

つまり、「この求人が検索しても出てこない」という現象だけでは、その事業所からブロックされたのか、募集条件を満たしていないのかを判断できません。募集終了や求人取り下げなど、さらに別の理由で見えなくなる可能性もあります。[参照:カイテク公式ヘルプ「お仕事の探し方・応募方法」]

「過去に事故を起こした人NG」などの条件なら自動ブロックされる?

ここは「ブロック」と「求人の表示・応募判定」を切り分けて考える必要があります。仮に求人側に一定の応募条件が設定されており、自分の登録情報や勤務状況などがその条件に合わなかったとしても、それだけを根拠として「自動的に事業所のブロックリストへ登録される」と断定することはできません。

カイテクが公開している通常のブロック手順では、事業所側が管理画面からワーカーを探し、ブロック理由を入力したうえでブロックする操作になっています。一方、応募条件については、条件とアカウント状況が合わなければ求人が表示されないことがあるとされています。この2つは少なくとも公式ヘルプ上では別々の仕組みとして説明されています。

例えば、ある施設の募集が「条件Aを満たすワーカーのみ応募可能」という設定だったとします。ワーカーが条件Aを満たしていなければ、その求人が表示されない、あるいは応募できないことはあり得ます。しかし、それだけで「その施設から永久的にブロックされた」と考えるのは早計です。

事業所側はワーカーのどんな情報を確認できる?

事業所側には、ワーカーについて一定の情報が公開されています。カイテク公式ヘルプによれば、氏名・年齢・資格・自己PR・経験などに加えて、過去の勤務回数、キャンセル率、直前キャンセル率、信用スコア、評価、過去の勤務ごとの評価などが公開対象に含まれています。

また、同一法人内の事業所からの評価コメントなど、勤務実績に関係する情報も確認できるとされています。そのため、事業所が応募者を確認するときに過去の勤務実績などを判断材料にする余地はあります。

ただし、事業所に公開される情報があることと、特定の条件に該当するとシステムが自動的にブロックすることは同じ意味ではありません。この点を混同しないことが重要です。[参照:カイテク公式ヘルプ「事業所様に公開されるワーカー情報」]

求人が見えなくなったときに考えられる主な原因

特定の求人や事業所が表示されなくなった場合、原因を一つに決めつけないことが大切です。主に次のような可能性を切り分けて考えると分かりやすくなります。

考えられる原因 概要
事業所ブロック 事業所がワーカーをブロックすると、その事業所の案件が非表示になる
法人ブロック 法人単位でブロックされた場合、同法人内の全事業所の案件が非表示になる
応募条件との不一致 求人に設定された条件とアカウント状況が合わず表示されない場合がある
募集終了 すでに必要人数に達するなどして募集が終了している
求人の取り下げ 事業所が募集自体を取り下げている
カイテク側の応募制限 勤務時間・勤務日数・信用スコアなどに関する制限で応募できない場合がある

特に「以前働いたことのある施設が突然出なくなった」というケースでも、応募条件が変更された可能性があります。カイテク公式ヘルプでも、事業所の応募条件は見直される可能性があり、条件とワーカーの状況が沿わなければ求人が表示されないと案内されています。

また、通知メールでは求人が届いているのにアプリで見つからないケースについても、公式ヘルプは「求人の取り下げ」や「募集条件と合っていない」ことなどを理由として挙げています。[参照:カイテク公式ヘルプ「通知やメールで届いた求人が見当たらない」]

ブロックされた場合、ワーカーに通知される?

カイテク公式ヘルプによると、事業所がワーカーをブロックしても、ブロックされたことやブロック理由はワーカー側には通知されません。解除された場合についても通知されないとされています。

この仕様があるため、求人が表示されなくなった側からすると「ブロックなのか条件不一致なのか分からない」という状況が起こり得ます。

逆にいえば、特定の求人が見えないという事実だけを根拠に「事故歴を理由にブロックされた」「施設から悪い評価を受けた」などと断定することもできません。表示されない理由には複数の可能性があります。

応募ボタンが押せない場合は表示されている理由も確認する

求人そのものは表示されるものの「応募する」ボタンがグレーになって押せないケースもあります。この場合、カイテク公式ヘルプでは、応募できない理由が画面に表示されるため、その内容を確認するよう案内しています。

例えば公式ヘルプでは、「信用スコアによる利用制限のため応募できません」という表示例も紹介されています。ほかにも勤務日数・勤務時間などのルールによって応募が制限される場合があります。

したがって、「求人自体が表示されない」「求人は見えるが応募ボタンを押せない」「特定事業所だけ見えない」では、それぞれ原因が異なる可能性があります。まずアプリ上の状態を確認することが切り分けの第一歩です。[参照:カイテク公式ヘルプ「応募できない・応募ボタンがタップできない」]

事故やトラブルを起こした経験がある場合はどう考える?

介護・看護の現場では利用者の安全に関係するため、勤務中の事故やトラブルについて不安になるのは自然です。ただし、事故には軽微なヒヤリハットから重大事故までさまざまなケースがあり、「事故を経験した」という事実だけからブロックの有無を判断することはできません。

カイテクでは勤務時のトラブルや事故について運営事務局への問い合わせ窓口も案内しています。自分だけでは解決が難しいトラブルが発生した場合には、公式の問い合わせ先を利用することが案内されています。[参照:カイテク公式ヘルプ「こんな時どうする?トラブル・事故等」]

過去の出来事が現在の求人表示にどう影響しているのかについて、アプリ上の情報だけでは判断できない場合もあります。その場合は推測で結論を出すのではなく、公式ヘルプを確認し、必要に応じてカイテク運営事務局へ問い合わせるのが確実です。

まとめ:カイテクでは応募条件に合わないこととブロックを分けて考える

カイテクには事業所・法人がワーカーをブロックする機能があり、ブロックされると対象事業所または法人の求人が表示されなくなります。公式ヘルプで公開されている通常のブロック機能は、事業所側が対象ワーカーを選択し、理由を入力して登録する仕組みです。

一方で、求人には事業所ごとの応募条件が設定されており、ワーカーの状況が条件に合わなければ求人自体が表示されない場合があります。そのため、特定の条件に該当したことだけを理由に「自動的にブロックされた」と判断するのは適切ではありません。

求人が見えなくなったときは、ブロックだけでなく、応募条件の変更、募集終了、求人取り下げ、勤務時間などの応募制限といった可能性も確認しましょう。カイテクの仕様は変更されることもあるため、最終的には最新の公式ヘルプや運営事務局の案内を確認することが確実です。

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