myfans(マイファンズ)を利用していて、身に覚えのない「プレミアム会員」の契約や約2万円の請求が表示された場合は、請求をそのまま無視するのでも、慌てて支払うのでもなく、まず何の契約が・いつ・どの画面から成立したことになっているのかを確認することが重要です。
2026年8月現在、myfans公式ガイドでは、myfansプレミアム会員は月額1,980円に購入手数料が加算される月額プランと、実質月額1,650円になる年間プランが案内されています。年間プランは単純計算で1,650円×12か月=19,800円となるため、「約2万円」という請求なら年間プランに関連する決済である可能性も考えられます。ただし、実際の請求内容は購入履歴で確認しなければ断定できません。[myfans公式・プレミアム会員参照]
「自分では有料会員に申し込んだ認識がない」場合、単に公式サイトに解約不可・返金不可と書かれているだけで必ず支払義務が確定するわけではありません。申込画面で料金や期間が適切に表示されていたかという問題は別に検討する必要があります。
myfansプレミアム会員の約2万円請求は年間プランの可能性がある
myfans公式ガイドによると、プレミアム会員では高画質視聴、シークバープレビュー、シーンジャンプ、プレイリストなどの機能が提供され、現在の料金は月額1,980円です。また年間プランについては約17%OFFの実質月額1,650円と案内されています。
1,650円を12か月分で計算すると19,800円です。このため、請求額が「2万円近く」であれば、まず年間プレミアム会員の料金ではないかを確認する価値があります。購入手数料などが別途加算されるため、実際の請求額が19,800円と完全に一致するとは限りません。
ただしmyfansには、プレミアム会員とは別にクリエイターごとの有料プラン、単品コンテンツ、DM限定販売などもあります。約2万円という金額だけからプレミアム年額料金だと決めつけず、購入履歴の商品名・購入日・金額・支払方法を確認することが第一歩です。
まずmyfansの購入履歴をスクリーンショットで保存する
myfans公式ガイドでは、「アカウント」から「購入履歴」を開くことで、商品タイプ、クリエイター名、購入金額、購入日、自動更新分、支払方法などを確認できると案内されています。[myfans公式・購入履歴確認方法参照]
請求トラブルになっている場合は、購入履歴の画面だけでなく、現在のプレミアム会員状態、次回更新日、請求額、後払い事業者から届いた請求画面、myfansとの問い合わせ内容も保存しておきましょう。
「勝手に加入した」と考えている場合には、いつまで通常会員だったと認識していたか、直前にどのコンテンツを購入したか、どの画面を操作したかもメモしておくと役立ちます。問い合わせフォームへすでに画像を送っている場合も、送信した画像の原本を手元に残しておくことが大切です。
現在の公式案内ではプレミアム加入に確認操作がある
現在のmyfans公式ガイドでは、プレミアム会員へ加入する操作として、「プレミアムを始める」を選択し、注意事項などを確認してチェックを入れた後、「加入する」を選択する手順が掲載されています。[myfans公式ガイド参照]
したがって運営側からは、システム上は利用者がこの加入操作を行ったという記録を前提に回答される可能性があります。しかし、それだけで利用者側の主張が否定されるわけではありません。問題になるのは、その時点の画面で年間料金や継続契約であることが分かりやすく表示されていたか、本人が有料契約だと認識できる状態だったかです。
また、現在公開されているガイドと、実際に契約した日の画面仕様が同じだったとは限りません。問い合わせ時には「申し込んだ覚えがない」だけでなく、契約成立とされている日時・加入したプラン・操作記録・その時点の最終確認画面について説明してほしいと具体的に求めると状況を整理しやすくなります。
「勝手に有料会員になった」場合は消費者契約上の問題になることもある
インターネット上の有料サービスでは、利用者が有料契約だと認識できない表示のまま申し込みが成立した場合、単なる「解約忘れ」とは異なる問題になる可能性があります。
消費者庁によると、通信販売の最終確認画面では、販売価格・対価、支払時期・方法、契約期間、定期契約であれば各回の代金など、重要な契約事項を明確に表示する必要があります。また、誤認させる表示によって申し込みをした場合には、契約を取り消せる可能性があります。[消費者庁・最終確認画面のルール参照]
国民生活センターも、「有料になることが分かる画面が表示されないまま会員登録された場合」について、有料会員に申し込む意思がなかったとして契約を取り消せる可能性があると案内しています。[国民生活センター参照]
「同じ被害報告があるか」だけでは返金可否は決まらない
インターネット上では、サブスクリプションサービスについて「知らないうちに有料会員になっていた」「年額料金が表示された」といった個人の投稿を見かけることがあります。しかし、他人の投稿だけからmyfans側にシステム障害や違法な請求があったと断定することはできません。
同じ金額の請求を受けた人がいたとしても、年間プランを選択したケース、自動更新だったケース、表示を誤認したケース、システム上のトラブルだったケースでは事情が異なります。そのため、返金交渉では「他にも被害者がいる」という情報より、自分自身の契約記録や画面表示のほうが重要になります。
特に有効なのは、購入履歴、契約日時、最終確認画面、請求書、問い合わせ履歴など、客観的に確認できる資料です。
問い合わせでは「加入記録」と「年間料金を選択した根拠」を確認する
myfansへ返金を求める際には、「勝手に加入されました。取り消してください」だけではなく、確認事項を分けて伝えるとよいでしょう。
例えば、「プレミアム会員に申し込んだ認識がありません。契約日時、契約プラン、年間契約を選択した操作記録、契約時の料金、次回更新日、契約成立直前に表示されていた確認内容を確認したいです。現在請求されている金額についても取消しを希望します」といった形です。
myfansには公式の問い合わせフォームが用意されています。問い合わせ番号や返信メールが発行された場合は削除せず保存しておきます。[myfans公式問い合わせフォーム参照]
今後の請求を防ぐためプレミアム会員も別途解約する
請求取消しの交渉をしていても、契約自体が有効な状態のままなら今後の更新につながる可能性があります。返金・取消しの問い合わせと並行して、現在プレミアム会員になっているか、次回更新日がいつかを確認しましょう。
公式ガイドでは、「アカウント」からプレミアム会員の画面へ進み、解約手続きを行えると案内されています。解約するとその時点でプレミアム特典は使えなくなります。また、プレミアム会員とクリエイターの有料プランは別契約で、一方を解約しても他方は自動的に解約されません。[myfans公式・解約方法参照]
解約した場合には、解約完了画面と次回更新が停止されたことが分かる画面をスクリーンショットで残しておくと安心です。
後払いだからといって請求を放置しない
まだ銀行口座やクレジットカードから実際に引き落とされていない場合でも、後払いの請求をそのまま無視するのはおすすめできません。myfans公式では、プレミアム会員について、あと払い(ペイディ)、atone翌月払い、後払い(コンビニ・銀行ATM)などの決済方法が利用できると案内されています。[myfans公式・支払い方法参照]
請求に異議があるなら、myfansだけでなく、実際に請求書を発行している後払い決済事業者にも「加盟店との間で契約・請求について争っている」と連絡し、どのような手続が必要か確認しましょう。利用している後払いサービスによって対応方法は異なります。
「払っていないから大丈夫」ではなく、「請求に異議を申し立てていることを記録として残す」のが重要です。支払期限を過ぎた場合の扱いについても決済事業者へ確認してください。
運営が返金に応じない場合は188へ相談する
myfansへ契約取消しを求めても拒否された、年間契約を申し込んだ証拠について十分な説明がない、表示に問題があったと考えている場合には、消費者ホットライン188へ相談できます。
188は最寄りの消費生活センターなどにつながる全国共通の相談窓口です。国民生活センターも、申し込んだ覚えのないサブスク料金を請求された場合には、まず事業者へ問い合わせ、解決しない場合に188へ相談するよう案内しています。[国民生活センター参照]
相談時には、約2万円の請求画面、myfansの購入履歴、プレミアム会員画面、問い合わせへの返信、後払い会社から届いた請求書、契約日時が分かる資料を準備しておくとスムーズです。
まとめ|約2万円なら年間プレミアムの可能性を確認し、身に覚えがなければ取消しを申し出る
myfansで突然約2万円のプレミアム会員料金が表示された場合、現在の公式料金から考えると、実質月額1,650円×12か月=19,800円となる年間プランに関連する請求である可能性があります。ただし、購入手数料や別の商品購入もあり得るため、購入履歴で正確な内訳を確認する必要があります。
自分で年間プレミアム会員へ申し込んだ認識がない場合には、契約日時・操作記録・契約時の確認画面・料金表示についてmyfansへ説明を求め、請求取消し・返金の意思を明確に伝えることが重要です。
現在の公式ガイドでは加入時に確認操作を行う流れが示されていますが、実際に申し込んだ時点で有料契約や年間総額が十分に認識できる表示だったかは別の問題です。消費者庁も、インターネット通販の最終確認画面で重要事項を明確に表示することを求めており、誤認させる表示による申し込みは取り消せる可能性があるとしています。
後払いでまだ支払っていない場合も請求を放置せず、myfansと後払い決済事業者の双方へ異議があることを伝えましょう。それでも解決しない場合は、購入履歴やスクリーンショット、問い合わせ記録をそろえて消費者ホットライン188へ相談するのが適切な流れです。