クレディセゾンから夜21時台にSMSが届いたら詐欺?本物のショートメールを見分ける方法

「クレディセゾン」を名乗るSMS(ショートメッセージ)が夜遅い時間に届き、「重要なお知らせがあります」「早急に電話してください」などと書かれていると、詐欺ではないかと不安になるものです。

しかし、21時台に届いたという時刻だけでは、本物か詐欺かを判断できません。クレディセゾンは実際にSMSを利用して、お支払い、カード利用、申し込み内容、本人確認などに関する案内を送っています。一方で、クレディセゾンを装ったフィッシングSMSも確認されています。

重要なのは「夜に来たか」ではなく、送信元番号、SMSの内容、記載された連絡先などを公式情報と照合することです。不安なSMSほど、そのメッセージに書かれた電話番号へそのまま電話するのではなく、公式サイトやカード裏面から正規の問い合わせ先を確認するのが安全です。

クレディセゾンは実際にSMSを送信している

まず知っておきたいのは、「カード会社からSMSが届いた=詐欺」ではないということです。クレディセゾンは公式サイトで、顧客へSMSによる案内を行っていることを明記しています。

公式情報によると、SMSの用途には、お支払いに関する案内、クレジットカード利用に関する大切なお知らせ、申し込み内容の確認、カード利用の確認、本人認証コードの通知などがあります。[参照:セゾンカード SMSの配信について]

したがって「重要なお知らせがあるので連絡してほしい」という趣旨そのものは、カード会社からの正規連絡としてあり得ます。ただし、詐欺側も本物らしい文章を模倣するため、文面だけで本物と判断するのも危険です。

21時30分ごろに届いたことだけでは詐欺と断定できない

電話で担当者が直接連絡してくる場合には営業時間がありますが、SMSは電話とは性質が異なります。システムによって配信される通知もあるため、「普通の会社なら夜にはSMSを送らないはず」という考えだけで判断することはできません。

クレディセゾンでは、不正利用の疑いがある取引について本人確認を求める「ご利用確認SMS」も提供しています。公式案内では、受信後24時間以内であれば利用確認へ回答できる仕組みとなっています。[参照:セゾンカード ご利用確認SMS]

そのため、夜21時30分という受信時刻は判断材料の一つにはなっても、「夜だから偽物」「昼だから本物」と分けることはできません。送信元と内容を公式情報で確認することが重要です。

まずSMSの送信元番号を公式サイトと照合する

クレディセゾンは公式FAQで、SMSに使用する複数の送信元電話番号を公開しています。携帯電話会社によっては、通常の電話番号ではなく「21092」「253008」などの短い番号が表示される場合もあります。

公式FAQでは、03-5996-1420をはじめ、用途に応じた複数の03番号や0120番号などが案内されています。またソフトバンク利用者では0032069000、21061、21092、247167、241190、253008などが表示される場合があるとされています。番号は追加・変更される可能性があるため、最新情報は公式FAQで照合するのが確実です。[参照:セゾンカード「SMSが本当にクレディセゾンからか」]

例えば送信元が公式一覧にない番号だった場合は、その時点で慎重になる必要があります。ただし表示名だけが「クレディセゾン」「SAISON」などになっていることを、本物である根拠にはしないほうが安全です。

「早急に電話してください」と書かれていたらSMS記載番号へ直接かけない

特に注意したいのが、「重要なお知らせ」「至急確認」「早急に電話してください」など、不安をあおって行動を急がせるSMSです。本物の連絡でも緊急性のある案内はあり得ますが、フィッシングや特殊詐欺でも非常によく使われる表現です。

安全なのは、SMS本文に記載された電話番号やURLをいったん信用せず、自分でクレディセゾンの公式サイトまたはカード裏面から問い合わせ先を確認する方法です。

「本当にクレディセゾンから連絡があったのであれば、公式窓口から確認する」という考え方なら、偽SMSに書かれた詐欺業者の電話番号へ誘導されるリスクを下げられます。

クレディセゾンを装った偽SMSは実際に確認されている

クレディセゾンは公式サイトで、自社を名乗り、実際に送信している内容と酷似した不審なメールやSMSが確認されているとして注意喚起しています。つまり、文章が自然だったりセゾンカードに関係する内容だったりしても、それだけでは本物とは判断できません。

公式サイトでは、不審なSMSについて送信元電話番号を公式情報と照合し、SMS内のURLについても確認するよう案内しています。[参照:セゾンカードを騙る不審なメール・SMSへの注意]

カードを実際に持っている人へ偶然フィッシングSMSが届くこともあります。「自分はセゾンカード会員だから、このSMSも本物だろう」とは考えず、一件ずつ確認することが大切です。

カード番号や暗証番号を聞かれたら特に警戒する

クレディセゾンの「ご利用確認SMS」では、本人確認手続きにおいてカード番号、セキュリティコード、有効期限、NetアンサーID・SAISON ID、パスワードを求めることはないと公式に案内されています。

そのためSMSから誘導された先で、カード番号・有効期限・セキュリティコード・パスワードなどをまとめて入力するよう要求された場合は、入力を中止して公式サイトから確認してください。

電話についても同様で、相手がカード会社を名乗ったからといって、暗証番号やSMSで届いた認証コードを安易に伝えてはいけません。不審に思った時点で電話を切り、カード裏面などから正規窓口へかけ直す方法が安全です。

SMSが本物か迷ったときの確認手順

判断に迷った場合は、次の順番で確認すると安全です。

  1. SMSに書かれたURLをすぐに開かない
  2. SMS記載の電話番号へすぐ電話しない
  3. 送信元番号をクレディセゾン公式サイトの一覧と照合する
  4. セゾンPortalやNetアンサーをSMS経由ではなく普段の方法から開き、利用明細などを確認する
  5. 必要ならカード裏面または公式サイト掲載の正規窓口へ問い合わせる

例えば「重要なお知らせがあります。至急03-XXXX-XXXXへ電話してください」というSMSなら、記載された03番号をそのままタップして電話するのではなく、クレディセゾン公式FAQでその番号が使われているか確認します。

なお、クレディセゾンはお支払いに関する案内にもSMSを利用しています。たとえば公式FAQでは「03-6670-3636」からの電話・SMSについて、クレディセゾンからのお支払いに関する案内であることが明記されています。[参照:セゾンカード公式FAQ]

もしSMSのURLを開いて情報を入力してしまったら

不審なSMSのリンクを開いただけで直ちにカードが不正利用されるとは限りません。しかし、その先の偽サイトへカード番号、セキュリティコード、パスワードなどを入力してしまった場合は対応を急ぐ必要があります。

クレディセゾンは、不審なWebサイトにカード情報を入力してしまった場合、カードの停止・再発行手続きを行うよう公式サイトで案内しています。[参照:セゾンカード セキュリティ&サポート]

また利用明細を確認し、身に覚えのない利用がないかチェックします。パスワードまで入力した場合には、関連する認証情報についても公式案内に従って変更・確認することが重要です。

まとめ:夜21時台のSMSだけでは詐欺か本物か判断できない

クレディセゾンを名乗るSMSが21時30分ごろに届いても、「夜遅いから詐欺」と断定することはできません。クレディセゾン自身がSMSによる支払い・カード利用・本人確認などの案内を行っている一方、クレディセゾンを装った偽SMSも実際に確認されています。

本物かどうかを判断するときに重要なのは受信時刻ではなく、送信元番号と内容をクレディセゾンの最新の公式情報で照合することです。「重要なお知らせ」「早急に電話してください」と書かれていても、慌ててSMS記載の番号へ電話したりURLを開いたりする必要はありません。

最も安全なのは、SMSからいったん離れ、セゾンカード公式サイト、公式アプリ、カード裏面など自分で確認した正規ルートから問い合わせることです。緊急性を強調するSMSほど、一度立ち止まって公式情報から確認することがフィッシング詐欺を防ぐ有効な対策になります。

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